田中角栄こそが対中売国者である 〈佐藤慎一郎・総理秘密報告書〉を読み解く
- 成甲書房 (2016年3月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784880863375
作品紹介・あらすじ
鬼塚英昭・最後の著作。「人生の最後に、素晴らしい男と出会えた」―鬼塚英昭氏・病床での言葉。
「素晴らしい男」とは清貧・反骨の中国学者・佐藤慎一郎であり、氏が32年3ヶ月書き続けた〈総理秘密報告書〉を奇縁で入手、徹底分析し、角栄の中国利権の全貌を明らかにする。
3000億対中援助の見返りリベート300億円!
「なぜ角栄は、田中軍団の維持費、年間三億円の弁護費用を捻出できたのか」・・・あの立花隆の積年の疑問が白日の下に!
空港も地下鉄も高速道路も、学校も病院も、みな日本の援助で造ったのに、なぜ中国は感謝しないのか?―それは、日本の黒い秘密を中国共産党は知り尽くしているから。
著者が最後の力を振り絞って対峙した巨魁、それは田中角栄であった。
※鬼塚英昭氏は遺作となった『田中角栄こそが対中売国者である』の原稿を2015年12月10日に脱稿後の12月21日、体調の不調を自覚して緊急入院。検査の結果、胃を原発部位とする進行がんが発見されました。明けて2016年1月25日、薬石効なく、大分県別府市内の病院にて永眠なさいました。享年78。生前の筆業を偲び、謹んでご冥福をお祈りいたします。
感想・レビュー・書評
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怨みに報いるに、徳を以てせよ 老子 蔣介石
窮寇は追うべからず 孫子 追い詰められた敵には、もうそれ以上追撃せずに、生き残る道を残してやれ
小林勝次郎少将 毛沢東を解放
LT貿易 廖承志 高崎達之助
ダマンスキー島事件 中ソの武力衝突が、ソ連と西ドイツの和解を促進
ニクソンが中共を電撃的に訪れたのは、ベトナム戦争終結の手段の一つ
言必信 行必果
言は必ず信、行いは必ず果たす。こう々然として小人なる哉
言ったことに責任をもつことはいいことであるが、問題は、その言ったことが正しいか正しくないかという点にある。その是非も問わずに、言ったことにあくまでもこだわるような者とかあるいは一旦やりかけた行いは、やり通すことは良いのだが、その途中で事情が変わろうがどうしようが、あくまでもこだわって計画通り果たさねば気が済まないようなものは、要するに融通がきかない小人である
孟子 大人は、言は必ずしも信ならず、行いはかならずしも果たさず。
大人の言行は、との時々にしたがって融通自在であるべきで、根本は道義にかなうような行動をするのが本当だ
対中借款3000億円 リベート300億詳細をみるコメント0件をすべて表示