7日間でマスターするレイアウト基礎講座 (DESIGN BEGINNER SERIES)
- 視覚デザイン研究所 (1998年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784881081433
作品紹介・あらすじ
デザインとかレイアウトという仕事は、特別な訓練を受けた、特に感性の鋭い人しかタッチできない仕事と思われがちだ。しかし本書を読めば、それは錯覚だった、ということがわかる。ごく基本的なことを理解すれば、実は身近で使いやすい技術であることがわかる。謎に包まれていたレイアウトを、一気に身近な技法にしよう。本書では第1日目から第4日目までで「様式」がどのように決まるかを解説した。次に第5、6日目は、絶対にマスターしたい造形の原則を図説し、第7日目は、次のステップへのヒントを紹介している。
感想・レビュー・書評
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長らく“積ん読”にしていた本を読了。
経験的になんとなく知っていることも、教科書で体系化されたものを読むと、他人に説明しやすくなると感じた次第。
今の仕事では必要ないんだけど。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
紙面レイアウトの仕事も担当になったので、貸していただいた本。
実例や、問題(どちらが良いか、どう違うかなど)も豊富なのでとてもわかりやすい。 -
1998年に発行され、現在に至るまで増刷が繰り返されているレイアウトの基本が詰まった良書。2部構成です。
【第1部】
・イラストや写真の視覚効果
・文字や写真のジャンプ率
・グリッドや余白が与える印象
・レイアウトの基本構成3つと書体
【第2部】
・要素の主従関係
・要素のグループ化と整理
・リズム、対比、アクセント、バランスetc.
紙面レイアウトの様式決定に必要な要素について第1部で学び、第2部でさらに形を整え、洗練する手法について学ぶといった具合。紙面中心の解説ですが、Webデザインにも応用が利くテクニックばかりです。
厚さにして1cm、140ページ程度の本なので読むのはそれほど大変ではありません。
しかし、レイアウトに必要な知識のボリュームがすごいので、一読では足りず、定期的に復習すべき本です。 -
13.8.18
西川氏 推奨
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私の仕事は文書とかプレゼン資料とかを作成する場面が多いのです。
最近は自分で作るばかりではなく、下の人が作ったのを自分が責任を持って直したりすることも。
で、思ったんだけど、内容の巧拙はともかくとして、下の人が作った文章やプレゼン資料の体裁がものすごく気に入らない。
行頭に・を付けたら、2行目以降は字下げしろ〜とか、行間詰めすぎとか、字が小さすぎとか、色使いやフォントの意味を全く考えていないとか(怒)
でも、わたしはデザインとかをきっちり勉強した訳じゃないので、全て印象でしか語れないところが苦しい。
そこでデザインの本を読んでにわか勉強です。
この本はデザインの基礎の基礎が事項別に豊富な事例(良い例、悪い例)で示してあって本当にわかりやすかったです。この本を1回読んだだけで今まで漠然と感じてたことが言葉になりました。
デザインの知識がゼロだけど速攻で使える知識が欲しい人にお勧め!
○レイアウトには様式の8要素と造形の8原則。
○
<table><tr><td> 様式の8要素</td><td> </td><td>造形の8原則</td></tr><tr><td> 1.視覚度</td><td></td><td>1.主役を明示する</td></tr><tr><td> 2.図版率</td><td></td><td>2.準主役は離す</td></tr><tr><td> 3.文字のジャンプ率</td><td></td><td>3.群化(グループ化)</td></tr><tr><td> 4.写真のジャンプ率</td><td></td><td>4.あいまいは不安</td></tr><tr><td> 5.グリッド拘束率</td><td></td><td>5.流れを整理する</td></tr><tr><td> 6.版面率</td><td></td><td>6.余白は主役の領地</td></tr><tr><td> 7.構成の三原型</td><td></td><td>7.四隅を押さえる</td></tr><tr><td> 8.書体のイメージ</td><td></td><td>8.版面線を利用する</td></tr></table>
○4.写真のジャンプ率−大きな面積にはよりアップで
○7.構成の三原則−左右そろえ、中央そろえ、自然
○8.書体のイメージ−行間は1〜2/3行、字詰めは20〜30文字/行
○4.あいまいさは不安−行頭、行間(段落頭、段落後)、写真とネーム
○レイアウトの前に内容、伝えたいメッセージを決める
○形を作るヒント
1.リズム−同じ形の繰り返し
2.対比−大小、形(直線と曲線)
3.アクセント
4.比例
5.バランス
6.融合
☆これさえ押さえておけば破綻のないデザインやレイアウトが可能。
他の人にも自信をもって助言できるはず。 -
「版面率とジャンプ率を意識する」です。
デザインにも合理的な原則があるということが学びになりました。
デザインを考える時のチェックリストとして使えそうな本でした。 -
レイアウトのことがものすごく分かりやすくまとめられていて、章末にあるクイズもよい。かなりな良本
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実例と改作で分かりやすくレイアウトの基本を学習できる。この本作るの大変だろうなと思いました。
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基本的なデザインお作法が言語化・視覚化されている。とても分かりやすい。