スモールビジネスマネジメント: 大企業なんかに負けないための超実践的ガイドブック
- 翔泳社 (2001年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
- / ISBN・EAN: 9784881358672
感想・レビュー・書評
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・起業家特性の早わかり表
・ホームベースビジネス経営者の家族が健全で幸せな生活を送るためのガイドライン
・人は「学ぶことができるサイト」には繰り返し訪問するもの。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今年のテーマ「その先」
っぽいタイトルだったので
書店でジャケ買い
企業が必要なのは
利益を出すこと。これは絶対。
顧客と出資者と従業者と
三方一両得的関係を構築するには必要な構造。
その「一両」を
人数的に、地理的に、物理的に拡大する
という事業成長の道を踏み出すことによる
本来手段であるべき成長によって
成長が目的になっちゃうスパイラルを筆者は問題視している
成長や拡大という選択肢をとらずに
「Small Giant」として地域や業界の地位を
築き・維持してきた会社のケースを紹介。
アメリカ特有の、あのケースをばらばら語る文体だので読みづらいですが(笑)
Samll Giantの要素を
① 自らの市場と地域と上限を定めて
② 顧客とのつながり、社員とのつながりを構築
③ オープンで独自の統治システム。継承をうまくいかせる
そして何より、芸術のように創造的な経営
といった感じでまとめている
芸術のような。。。みたいな点に見られるように
ミンツバーグっぽい理論デス
Like a rolling stoneみたいな
「拡大」というスパイラルの負の一面を
うまく議論できていると思う。
筆者はあえて非上場の企業に絞っているので
今回は投資家の役割がないのですが
上場会社でもSamll Giant的経営は可能なのではないだろうか
大きくなることが大事なのではなくて
社会の一市民として
誠実であり、イノベーティヴであり続けることが大事なのダ
という見失いがちな原点に気付かせてくれる一冊です
ちょっと読みにくいけど(笑) -
大企業に負けないための「心の持ち方」が一番伝えたいことだと思う。
大企業に負けないため、対等に仕事をするため、自分をどう表現するか?というのが
主はテーマ。
<a href = "http://fuminorimorioka.blogspot.com/2007/11/blog-post.html">つづき</a>