新校庭の雑草 3版 (野外観察ハンドブック)

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  • 全国農村教育協会
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881370698

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    ヨモギとブタクサ
     切れ込みの多い葉が似ているが、くらべると1年草と多年草の特徴をよく示している。
    ヨモギ:地下茎を横に伸ばし、先に芽をつける。葉は互生し、白毛が密生する。
    ブタクサ:若い株の葉は対生し、裏葉に粗い毛が生える。1本の主根に細い側根がついている。引き抜きやすい。

    冬越しのイネ科
    冬の空き地や道ばたにはスズメノカタビラが多く見られる。踏みつけに強い型がある。イヌムギは踏みつけの少ない空き地や道ばたに、スズメノテッポウは田畑やそのまわりに多い。

    春の穂
    春から初夏にかけて穂をそろえるイネ科の草がいろいろある。その中でカモギジグサやネズミムギなどは、小穂や小花のつくりを観察するのに適している。
    イヌムギ ネズミムギ カモジグサ チガヤ

    1年草のイネ科
    メシヒバ オシヒバ
    エノコログサ アキエノコログサ イヌビエ

    多年草のイネ科
    カゼクサ チカラシバ ともに空き地やグランド、農道のまわりなどに群生する。
    大きな株を作り、茎や葉が強くて丈夫である。葉はチカラシバの方がやや幅広く光沢がある。秋に穂が出ると区別がつけやすい。

    ススキとセオバンモロコシ
    セイバンモロコシの葉は柔らかくて、手で握ってもススキのように切れない。セイバンモロコシはすごく低く長毛がある。穂の形は大きく異なる。

  • みじかな雑草(野草)、気になりま〜す。
    季節毎にみかける花や実を パチリ、興味津々です!
    写真は撮ったものの・・・これは何だろう?
    ブログに載せると、いろんな方が教えてくださるので、とっても助かるし、うれしいですね!
     ⇒ URLは http://pasobo.blog79.fc2.com/ 『My「散歩道の野草と風」ブログ:』 : 



    内容 :
    校庭をはじめ、空地、道端等身近に見られる雑草の特徴をカラー写真付きでわかりやすく説明。
    雑草を主役にした野外活動や調査の方法も、具体例をあてアドバイス。
    昭和62年初版「校庭の雑草」の内容を刷新。

    著者 :
    1928年千葉県生まれ。元千葉県立高校教諭。
    現在、フリーの植物生態研究者。
    著書に「雑草のくらしから自然を見る」「野草・雑草観察図鑑」など。

  • 一家に1冊ほしいっす。
    夏休みの自由研究に大活躍♪

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著者プロフィール

弁護士,上智大学名誉教授

「2020年 『実務コンメンタール 児童福祉法・児童虐待防止法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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