屍鬼祓師-塩飽島の巫女- (創芸社クリスタルブックス)

著者 :
  • 創芸社
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881442050

作品紹介・あらすじ

黄泉の鬼・屍鬼を祓う、美少女の屍鬼祓師・一宮晶良。そして、そのマネージャー兼相棒をしている俺、諏訪陽仁の二人は、行方不明者を捜してほしいという依頼を受けて、岡山県の孤島・塩飽島に巣くう謎の新興宗教・眼暗教の調査に向かった。晶良は姉の瑠璃さんから、人面蛇身の化け物に気をつけるように忠告を受けていたけど、俺たちの行く手を阻んだのは、全身が鳥肌になるような不気味な異形の姿だった!不思議な力を持つ晶良は、孤島で謎の化け物と死闘を繰り広げることに…。

感想・レビュー・書評

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  • 怪奇バトルものはあまり読まなかったのだけど(孔雀王以来かあるいは3×3EYESとかぐらい)、主人公コンビの軽妙なやり取りがテンポよく楽しめた。壮大な物語の一辺という感じのようなので、またシリーズを読んでみたい。そういえば文フリで番外編の冊子をいただいていたのだった。早速読んでおこう。

  • 以前に別出版社から出た「屍鬼祓師 夢見る卵」のリメイク版です。
    とは言え、こちらの方が時間軸的には先の出来事になります。「エピソード1」ですね。そして物語にはまだまだ謎があり、これは「エピソード0」があるのではないかと期待してしまいます。
    前作とは違い、イケメン屍鬼祓師の一宮晶良くんは美少女「晶良ちゃん」になっております。
    私個人はイケメン晶良くんの方が好みだったので、慣れるまでにちょっと時間がかかりましたが、これはこれでイイのではないでしょうか(大食らいは相変わらずです)。
    小さな孤島で起こった謎の失踪事件を軸にストーリーは進んでいきます。他の誰かが感想で書かれていました「まるで横溝正史の舞台のような」という言葉がしっくりする舞台装置ですね。
    そこで出会う人々と謎の数々。後半へ雪崩れ込むようにつながる異形のモノとの戦い。
    前半はややモッタリした感じがあると思いますが、ストーリーが動き始めるとスピード感に乗ってページをめくっていけます。
    そして晶良が口にした悲しく苦い過去とは?
    まだまだ目が離せそうにありません!

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