夜船閑話 白隠禅師法語全集 4

著者 : 白隠慧鶴 芳澤勝弘

• 禅文化研究所 (2000年7月31日発売)

感想・レビュー・書評

[long2agoさんの感想 · 2017年5月14日]

2017/5/14読了。これもいわゆるマインドフルネスか。白隠老師によるものでなければ怪しさ爆発の代物。

前半が有名な「内観の法」を収めた『夜船閑話』になっていて、後半は『夜船閑話 巻の下』として政治のあり方を説いている。前後半で全く繋がりがなく、別の内容となっている。

「内観の法」に関しては健康になる瞑想の仕方みたいなのを説いている。今出版されたらトンデモ本扱いされてそうな気がするが、難解な物が多い仏教の本として考えたら内容は理解しやすい。科学的にはどうなんだろうと思うが、今は西洋医学でしか物事を考えない事を常識としているだけで、今後研究が進んだら案外健康面で効果的だという結果が出るのかも。

実際にこれをやっているから健康であると主張する人もきっといるわけで（多分）

「自分が健康に良いと思ってやっている事を全力で心から信じる」ことが一番人間の健康に良いのかもしれない。

[kantadamouhuさんの感想 · 2011年12月12日]

リアリティーがあり、まるで我が身のように彼の変化や不思議な感覚を感じることができた。

[yuichiさんの感想 · 2010年9月8日]

731夜