- Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
- / ISBN・EAN: 9784882643302
作品紹介・あらすじ
世界で3番めに大きな南の島・ボルネオ島のゾウたちの命があぶない。わたしたちが何気なく食べているポテトチップス、毎日つかっているシャンプーや洗ざい…これらがゾウたちの命をおびやかしているって、ほんと?-熱帯雨林の森がへっているボルネオ島の真実と、わたしたちのくらしとのつながりを知る写真えほん。
感想・レビュー・書評
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ボルネオ島のゾウが、アブラヤシのプランテーションの脅威的な広がりのためにえさ場のジャングルをどんどん失くしていってしまった。今はそれを見直す動きがあるというが、けっこう手遅れだよね。航空写真を見ると、広大なプランテーションの横にちょっぴり川沿いにジャングルが残っているだけなのだ。アブラヤシからパーム油を作る。パーム油は世界中に輸出され、ポテトチップス、カップ麺、マーガリン、洗剤、シャンプー、インキ、化粧品などいろいろなものに使われる。ボルネオ島のゾウはメスがリーダーで6~70年生きるというが。
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人間が便利に生活するためにこんなところにまで、象にまで負担を強いていたとは。。
パームと言えば我が家ではマットレス。
悩みに悩んでスプリングではなくてパームのマットレスにした。
でもパームの本来の目的は油だったなんて。
この油であれもこれもそれまでにもパーム油が使われていたなんて。
無知だった。
無知すぎた。
私と娘たちも一歩進んだ。
「知る」ことができた。
次の一歩でできることを考えなくては。 -
ボルネオ島のゾウがこのままではあぶない状況になっている。海の汚れの問題と、森林を農園にしていきゾウが住む場所が無くなって来ている。
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小学生低学年の課題図書。
小さい時から、私たちの便利な暮らしや当たり前のように口に入る物が、何かの犠牲の上に成り立っていることが多々あるという事を知ることは大切なことだと思うし、その前に親がまず、それを勉強することが大切。 -
8歳9ヶ月の娘
5歳9ヶ月の息子に読み聞かせ
何年か前の読書感想文課題図書
『知る』ことの大切さ
私もゾウの森のことしらなかった
こういうことになっていたとは
地球にすんでいるのは
人間だけではない
忘れてはいけない
大切なことよね -
ゾウとポテトチップスはそう繋がるのね。
環境問題はまだ子どもには早かったかもしれないけど、知るというのは大事。
ただこれ一般人の私たちがどうすれば良いのかはよくわからない。
5y1m -
4年生が総合で環境の勉強をしているので、これを読み聞かせ。
ボルネオ島のプランテーションで油を作るために動物のすみかが失われてることを、とてもわかりやすい文と写真で伝えてくれている。 -
5歳5か月の娘へ。
とっても大好きな本です。