5年2組横山雷太、児童会長に立候補します! (ホップステップキッズ! 23)
- そうえん社 (2014年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784882645320
作品紹介・あらすじ
「きみに児童会長になってほしい」オレたちのやってる「なんでも屋」にとんでもない依頼がまいこんだ!
感想・レビュー・書評
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いとうみくさんの本。
おもしろい!だけでなく、ちゃんと大事なことも書かれてると思いました。
本が苦手だと思ってる子にも勧めてみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
横山雷太は友達となんでも屋をやっている。依頼されたちょっとしたお手伝いを、お手頃な値段で代行する。結構人気で忙しい。児童会なんて面倒くさいことは興味無し。誰が会長かも知らない。だけど、6年の新藤くんから依頼された。児童会長に立候補してくれないか、と。
はじめは断った雷太だが、去年1票差で落選した新藤くんは、選挙に向けて雷太を助けてくれるという。
雷太の頑張りや、新藤くんの本当の願い、いけ好かないと思っていたライバルの意外な一面を知ったり、雷太の提案する学校生活。
いろいろ、素晴らしい。
リーダーになりたがらない日本人気質を、なんとかしたいね。 -
ひょんな事から 児童会長に 立候補磨ることになってしまった 小5雷太。今の 小学校の 内情…いじめ、不登校etc…が浮き彫りになっていますね。
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学校内で「なんでも屋」をやっている雷太。ラブレターを渡すとか、忘れ物を取りに行くとか、頼まれたことは断らない。でも、今度の依頼は「児童会長に立候補してくれ!」だって?まさか、そんなのムリにきまってる! でも、熱心に口説かれているうちに…。前向きで元気な物語。
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学校を変えたい、学校は楽しいところでなくちゃ、と頑張ってくれる横山雷太とその仲間の真っ直ぐさに交換を持てた。
最初は、悪い印象の牧野もそうでなかったりして、悪者がいないのもよかった。
担任や校長の印象も良かった。
それにしても、学校に通えない子どもがこんなに増えてきているんだと感じた本でもあった。