シュロス法による側弯症治療

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882829416

作品紹介・あらすじ

確立されて以来、長らく側弯症の保存的治療において確固たる地位を占めてきたシュロス法。本書は、重度の側弯症にも有効とされるシュロス法の三次元的側弯症治療の実践的専門書である。シュロス法では、弯曲し捻れた脊柱をまっすぐにするためのさまざまなエクササイズと特別な呼吸テクニックを組み合わせ、個別のケースに適した修正運動を患者自ら行う。最新のエビデンスに基づく、側弯症の診断所見や根拠などの基礎知識から運動の方針と提案まで、幅広い知識と技術が習得できる。成功例の治療経過やシュロス法の歴史的な成り立ちも紹介し、歴史と現在、原理と最新治療から包括的にシュロス法を解説。豊富な写真と図表で効果的な実践へと導く。シュロスセラピストだけでなく、シュロス法習得をめざす理学療法士、運動療法士に、あるいはシュロス法における施術者育成の際の参考書としても大いに活用できる。オールカラー。

◎原著第8版のポイント
・全面的な改訂および構成の刷新
・最新の科学的知見すなわちエビデンスに基づく内容の増補
・新たなカラー写真を多数追加

感想・レビュー・書評

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  • 本書は、シュロス法の三次元的側弯症治療の基本図書であり、側弯症治療に携わる全ての療法士の必携であり、シュロス法の運動を行う患者の手引きとなるもの。

    シュロス法の目的は、呼吸量を高めることで、弯曲した捻れた脊柱を整える事。このため、様々なエクササイズと特別な呼吸テクニックを組み合わせ、個別のケースに適した運動を行う。これらの運動を習得し定期的に行うと、驚くべき結果が得られる。

    ▽本書の特徴
    ・豊富な写真と図表により、シュロス法を実践し応用できるよう解説。
    ・最新のエビデンスに基づく、側弯症の診断所見や根拠などの基礎知識から、運動の方針と提案まで幅広い内容を網羅。
    ・成功例の治療経過やシュロス法の歴史的な成り立ちを紹介。

    ▽側弯症で大きく影響を受ける筋肉
    腹筋・腸腰筋・脊柱起立筋・内在筋・広背筋・斜角筋・胸筋・腰方形筋

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著者プロフィール

1924 年マイセンで生まれる。約50 年にわたり理学療法士として側弯症治療にあたる。母親が開発した呼吸整形外科システム・シュロス法により、多くの治療成果を上げている。1961 年から1995 年まで、医師らの協力の下、バート・ゾーベルンハイムのカタリーナ・シュロス病院の院長を務める。理学療法士や医師向けの多数の講演、論文、講習、映像メディア、また患者の自宅訓練のためのレコードなどで、シュロス法の三次元的側弯症治療を実演している。これらを通じて、多くの患者を助け、母親が残した功績が評価されることに努めている。

「2021年 『シュロス法による側弯症治療 普及版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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