なぜ中国人はそう考えるのか はじめての中国"思考史" (出版芸術ライブラリー)

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  • 出版芸術社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882935407

作品紹介・あらすじ

中国人と交渉して、良い成果をあげるためには、諸子百家のすべての思想を踏まえおくくらいの準備が必要である。中国の歴史を簡潔にたどることによって、中国人の考え方の基本的な特色を知る、中国人とのつきあい方入門書。日本人にとって、隣国の歴史や行動様式を知ることは、政治的な交渉でも、経済活動の場でも、個人的な付き合いにも役立つものである。同時に日本の特色を知ることにも役立つ。中国をめぐる話題の多い現在、タイムリーな一冊。
『これが中国人だ!日本人が勘違いしている中国の思想』(2008年・祥伝社)を元に、全面改稿。

感想・レビュー・書評

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  • 「思考史」とあるように、中国の歴史に沿って各時代に主流となった考え方や、それが現在の中国人に与えている影響などについて記されている。要するに、簡単な中国史の本であり、蓁とか漢とか隋唐など時代に沿って書かれているので読みやすい。その上で、現在の中国の状況や、中国人との付き合い方についてのアドバイスが載っている。
    大陸中国と島国日本、いかに思考法が違うかということをよく理解しないといけないということだろう。

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著者プロフィール

1944 年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、同大学院で中国文学・国文科を専攻。大学院修了後、慶應義塾高校で教職に就き、国語・漢文・中国語などを教える。在職中は生徒の人気ナンバーワン教師にも選ばれた。退職後、『高校生が感動した「論語」』(祥伝社)がベストセラーとなる。またNHK でも『論語』の講座を担当。他に『ビジネスマンが泣いた「唐詩」』、『「孟子」は人を強くする』、『文系も知って得する理系の法則』(共に祥伝社)、『世界一やさしい「論語」の授業』、『論語の教え』(共にKK ベストセラーズ)、『21世紀の論語』(晶文社)、『あなたの悩みを晴らす論語』(池田書店)など著書は多数。現在、米国・シアトル在住。
担当者 志村

「2018年 『看護師のための論語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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