幻想としての人種/民族/国民: 「日本人という自画像」の知的水脈

  • 三元社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883032242

作品紹介・あらすじ

「ヒトは血統・文化・国籍等で区分可能」という感覚は、ねづよい。しかし、それは近代以降に発明された虚構であり、いまのところ支配的な幻想にすぎない。本書は、「黄色人種でヤマト民族で日本人」であると信ずるあなたの、「自画像」修正のためのカガミである。

感想・レビュー・書評

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  • 彼は政治的主張がはっきりしていて、訳注が面白いが、正直この本はあまりよくなかった。一般幻想を打開する、ということでウィキの記述批判をしているのだけど、その割には反論も自分の政治的主張をするのみで実証性にかける。

    出来れば英語でも発信してほしいな、と。
    日本でだけ発信していても、極左の学者として日の目を見ずに、そのうちただの過激派おじさんになって、一部の人に言いように使われてしまうのではないか。と心配になってしまう。

    こういう人が京大とか東大にいたら面白いのにな。
    (早稲田にいたら大変なことになりそうだが)

  • ゼミ

  • ゼミの先生に勧められたので読んでみました。
    日本人、大和民族と言うものがいかに幻想であり、グラデーションであるかということに気づかされる本。

    簡単に読めるし、重要なことに気がつくことが出来る。

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