アイヌ絵誌の研究

著者 :
  • 草風館
5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 2
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883231416

作品紹介・あらすじ

「アイヌ絵」とは、シャモが異俗の民であるアイヌの人びとを描いた絵の総称である。本書は、従来の「アイヌ絵」の解釈を見直し、そこからアイヌの人びとの新たな民族誌の可能性を模索する。一連の『聖徳太子絵伝』『蝦夷島奇観』『蝦夷漫画』『蝦夷十ニカ月風俗図』などの貴重な絵画資料を内外に渉猟し、それらを詳しく探索・究明して、日本列島の北方に生き続けた蝦夷とアイヌの民族誌を構築。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アイヌ人が書いたものではない絵であるという点が,研究の課題であることを記している。
    特定の視点の絵だけから,どのような理解ができるのか。
    後半は白黒とはいえ,大量の絵があるので,眺めている中から何か掴めるといいのかもしれない。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

昭和23年(1948)、北海道出身。法政大学大学院人文科学研究科日本史学修士課程修了。博士(文学)。専門分野はアイヌ民族史・日本近世史。東京国立博物館、文化庁、国立民族学博物館などを経て、現北海道大学アイヌ・先住民研究センター招聘教員、東京国立博物館名誉館員。著作は『アイヌ絵誌の研究』(草風館、2004)ほか。

「2022年 『増補改訂版 札幌の地名がわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐々木利和の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×