水と生きる地域の力 琵琶湖・太湖の比較から

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883257775

作品紹介・あらすじ

「人類のコミュニティは水場からはじまった──水道の普及で私たちはそのことを忘れはじめているにすぎない。日本と中国で水と共にある暮らしを緻密に踏査した地域社会学者の提言の書。」早稲田大学名誉教授・元日本社会学会会長 鳥越皓之氏推薦! 日本の琵琶湖辺と中国の太湖周辺において、水辺のエコトーンを活用し、いかに稲作、漁撈、養魚、養蚕などの生業が複合的かつ合理的に実践されてきたかを紹介。地球規模の環境問題と気候変動が拡大するいま、改めてコミュニティ主義の有効性を問う。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

滋賀県立琵琶湖博物館専門学芸員、社会学博士
1975年、中国遼寧省生まれ。筑波大学人文社会科学研究科博士課程修了。2007年より滋賀県立琵琶湖博物館に勤務。龍谷大学、滋賀県立大学、嵯峨美術大学、天理大学の非常勤講師を歴任。 地域社会学と環境社会学を専門分野として、琵琶湖周辺の河川や湧き水、ため池などの水環境と人びとの暮らしなどを対象に研究調査を行っている。
主な著書・論文に
「水上生活における資源利用」鳥越皓之・足立重和・金菱清編著『生活環境主義のコミュニティ分析』ミネルヴァ書房:443-459,2018年。
「名水「観光」にみる地域社会の活性化」『ものがたり観光行動学会誌 Narrative tourism』ものがたり観光行動学会:(7), 4-15,2017年。
「中国・太湖における暮らしと景観の保全」内山純蔵・リンドストロム,カティ編『東アジア内海文化圏の景観史と環境3 景観から未来へ』昭和堂:212-225,2012年。
「地域における「水辺」の維持管理基盤──中国江南水郷地帯の家船民と農民の生活環境保全」『21世紀東アジア社会学』3,2010年。

「2022年 『水と生きる地域の力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

嘉田由紀子の作品

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