- Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883301553
作品紹介・あらすじ
朝鮮半島では、秋の終わりごろにひと冬食べる分のキムチをまとめて漬ける「キムジャン」という行事があります。この日は家族・親戚・近所総出で力をあわせて大量のキムチを漬け込みます。今日は、ソンミのうちのキムジャンの日。ソンミもキムチを漬けるのを手伝います。裏庭に住んでいるねずみのうちでもソンミのうちのまねをしながらキムチを漬けてみることにしました。おいしいキムチが出来るでしょうか…キムチの歴史・種類などを紹介した解説付き。
感想・レビュー・書評
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いっしょにねずみ一家もつくってる
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人間の隣に住むネズミの親子が、
人間のキムチ作りを見ながら一緒にキムチ作りをしてみるお話。
左ページは人が、右ページはネズミがそれぞれ同じキムチ作りの工程のイラストだけど、
ネズミなりの工夫やサイズ感が描かれていて可愛らしい。
大根を包丁ではなくノコギリで細かく切ろうとするところが、なんだか面白い。そりゃおっきいもんね。笑
韓国の作家なだけあり、
日本ではしないキムチ作りの文化が分かりやすく描かれ、勉強になる。 -
この絵本の通りにするとキムチが漬けられてしまうという、画期的な絵本だけども、たいていの日本の子は辛いものが苦手だからなぁ。惜しい!
でも逆に、大人には良いかも知れない。巻末にはキムチの色々な種類が写真で紹介してあって、とてもいい。 -
キムチをつくる本。単につくりかたを図示するのではなく、ネズミ親子が人間のキムチ作りを真似するところがミソ。独特の場面構成と文章にリズム感を生むことに成功している。どちらかというと科学絵本に近いと思います。
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ソンミのうちのキムチ作りを真似しながら、ねずみの家族もキムチ作り。
その様子が、いちいちカワイイです。
「はくさいを しおづけするんだって。あらじおで」とか。
たまりません。
「あじみを するんだって!」
のあたりから、もう、白いご飯が欲しくなりますよ。 -
可愛いネズミがキムチを漬けるのを見ながら自分達でもつけていきます。手順を丁寧におっているので、レシピ本にもなりますね。キムチの種類など最後に解説あり。異国文化の紹介にもいいです。最近食べ物の出てくる本をいくつか見ていたけれど、ナンセンス本が多いですね。「まないたにりょうりをあげないこと」とか、「くもりときどきミートボール」「キャベツくん」とかもそうだけど、こういう本は子どもは勝手に読むので、私はとくに紹介しません。
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ソンミのうちではキムチをつけています。
それを真似してネズミのうちでも同じ事をしているぞ。
ページをめくる度にキムチの匂いが立ち込め、生唾が口いっぱいに広がる。
韓国の方にとっては季節の風物詩なんだろうね。
日本だったら梅干しや味噌作りかしら? -
色使いが温かくて好き。
キムチが食べたい!韓国に行きたくなるわ〜 -
ソンミの家の裏にすむ。ネズミさん一家が見よう見真似でキムチを作っていく内容。
韓国では一家総出でキムチを作るんですね。