- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883351787
作品紹介・あらすじ
「情報化時代」は終わりました。この10年で情報の流通量は410倍に増えました。今は「情報過剰時代」です。情報の価値は、すでに暴落し始めています。AISASモデルの提唱者がわかりやすくプレゼンテーションするデジタル・コミュニケーションの構造と未来。
感想・レビュー・書評
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広告を基礎とする,今後の情報のあり方,情報の伝達に関する考察.面白い.
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コンテンツ層はサービス・レイヤーであり、コード層、物理層はインフラ・レイヤーである。こういった認識がないとネットと放送の関係を考えることはできないのかもしれない。
・インターネットがもたらしたものは、末端からの情報配信コストの驚異的な低下と、スピードの加速だったのです。
・雪だるま式流行の例…電車男、恋のマイアヒ 対極にブロックバスター方式…パイカリ、ハリポタ、ジュラパ
・バーチャルなイメージを利用して現実を変える
タイトルに負けず本書自体の情報量も爆発していた笑 著者は経済学部卒とのことだがかなり理系的に感じた。なんとなくしか分からなかったのでまた読み直したい。 -
電通でAISAS理論を編み出した秋山氏の著作。ページの上部がプレゼン風になっていたので2回に分けて読了。これってリアル本の見せ方として面白いよね、内容関係ないけど。とにかく「引用」箇所いっぱいなのだ。前半は「情報過剰時代」を生き抜くために必要な考え方やインターネットの歴史をわかりやすく解説。後半はこれからの「広告」の在り方を。最近は「ソーシャルがマスメディアを凌駕する」、「TVの役割が終わった」的なお話しに触れることが多いけれども、さすがは電通マン。マスとソーシャルの組み合わせ、言ってみればアテンションとペネトレーションを効果的に組み合わせる必要性を説くのは面白い!!
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情報革命がもたらすコミュニケーションの変化を予測している。多くの本との違いは、マスコミュニケーションにも新しい方向性を示唆し、期待している点。
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ネットワークやインターネットの歴史は、一度学んだことがあったのだけど、この本ではその点がスライドと共にわかりやすく書かれています。
図×よい説明の効果が大きいことを改めて感じました。
後半の情報型の時代の「広告」論に関しては、筆者の定性的な感覚の部分もあり、事実と意見の見極めが難しかった印象。感覚的にはわかるのだけど、そこになんらかのFactがあればなおよかったかなと思いました。納得出来るものとなっとくできないものが...という感じです。
でも、全体として述べていることには同意。
広告分野に関して、「広告」のみにならずに
これからの時代を共にする「インターネット」に
ついてよく研究し、書かれているという点で
とてもいい本棚と感じました。 -
「情報大爆発」というタイトルの本書の中身は「キーワード大爆発」でした。時代変化を語る言葉の過剰性(途中でフレーズをメモるの止めちゃいました…)そのものがコミュニケーションの変化を指し示しているような気がしました。この流れを受け止めるコトバが「広告」でいいのかどうか?著者が広告会社の人だからそうなるのは理解できますが…「広告」に代わる新しい単語がもう少しで発現するかも、しれませんね。
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情報はどんどん流れて、貯まって、溢れて・・・整理するにも大変な世の中になりました。コミュニケーションも変わっていかなきゃならないと思いますが、どう考えていくか悩ましくもあります。参考に読んでみたいと思ったので、本棚に登録してみました。
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帯に「AISASモデルの提唱者」とあったので。プレゼン形式なのは手抜きといえば手抜きかもしれないけど、プレゼンのお手本だと思えば勉強になる。
紹介している事例の時代、場所ともに奥行きがあり、この人一体いくつなんだろう?と奥付を見返すことしきり。 -
研修でも使う広告の今の解説本
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買ってもいいかも!