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- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883353453
作品紹介・あらすじ
広告はジャーナリズムではない。しかし世の中の人心は広告の影響で揺れ動く。女性の自覚と責任を応援した「ボーヴォワール的広告」を70年の歴史とともにたどる。
感想・レビュー・書評
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広告の流れと合わせてウーマンリブや、フェミニズムの広がりがわかって面白かった。
今や、女子、女子力という言葉は、そういう考えを持っている人にはむしろ毛嫌いされているけど、オトナ女子のように使われ始めた時には「人の評価などは気にせず、自分がいいと思うものを信じ、自分に備わった魅力を認め、それを更に洗練させようと努力する」女性像を表していたらしい。
女の子、と区別させた言葉。
こう変わっていくこともあるんだ。 -
ニュースが世界を動かしている底辺で、広告活動が大衆を揺さぶる。ジャーナリズムと広告は糾える縄の如し。本書のテーマは「広告と女」。著者は広告業界の最前線で長く仕事を続け、女性の視点で広告の時代変化を見守ってきた第一人者だ。男性社会にフェミニズムを意識させた広告、女性の本音をぶつけた表現、性的役割分担や雇用制度などを一考させるキャッチフレーズなど、不条理な立場を表現してきたことが男性上位の意識改革を進めることになった。婦人参政権、ウーマンリブ、男女雇用機会均等法、女性を大きく社会へ進めた波の跡を追いながら、これから始まる第四の波の行方をさぐる。
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