- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883355174
感想・レビュー・書評
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コピーと呼ばれる言葉には、
生活のなかで感じるモヤモヤを晴らしたり、
気持ちを動かす力がある。
そんな言葉をみつけるのがコピーライター。
人それぞれに考えが違えば、
出てくる言葉だって違う。
彼らはその原点になる自分の考えを、
とことん大切にしてる。
それは、自分に嘘をつかない、カッコつけない、映えなんて気にしない、できるようでできない究極の状態。
だからこそ、
そんな人から生まれるハッとするような言葉は、
やさしいのに気持ちに響くし、
心の目線を上向かせる力を宿してるんだ、
と教えてくれる本です。
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ステートメントを書ける人になりたい。改めてそう思った。ステートメントを書ける人が本物のコピーライターだと、個人的には信じている。いいステートメントが書ける人は、人としても美しい人だと思う。
自分が書いたステートメントを見返す。お、意外と良く書けてるかも。でも65点ぐらいな気もする・・・その先にいくには、あとはもう自分との戦いだ。どのラインで自分を許すか。ありきたりな言葉は使わない。よくある文章にしない。もう、意地でしかない。「ぼーっとしてると紋切り型に引き寄せられてしまう」本書でも触れるその部分がまさに自分の課題なんだろうな。 -
ことばや、コピーの可能性を、広げてくれる本。
ひらがな的、カタカナ的、漢字的態度のはなしが印象ぶかい -
全編を通して、引用されているコピーの説得力、だけど押し付けがましくない力強さにハッとする。
書くことは、生きること。
それに尽きると改めて思う。 -
対象を、しっかりと見つめ掘り下げていく。
いい問いは、いい答えである。
タイトルから考える。
ひらがなの力を信じる。 -
コピーライターとしてのスタンスやボディーコピーの大切にするべき考え方などがオカキンさんの言葉で復元された。
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いいコピーが並んでいると、じっくり繰り返し読んでしまい、読み終わるのにちょっと時間がかかる。コピーをブランドが発信するステートメントだとして、そのあり方、書き方を説きながら、先輩の岩崎さんとの思い出を語る。ブランドの発信、コピーに関係のある人はもちろん、手紙を書く人、人に思いを伝えたい人にもお勧め。