あなたと読んだ絵本のきろく: そして大切な学校図書館のこと

著者 :
  • 石風社
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883441884

感想・レビュー・書評

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  • 【実習に活かす】
    絵本だけでなく学校図書館について多く記述されている。法律が
    制定され50年が経っても、変わらぬ現状に著者は憤っている。それは子どもたちの成長のためを思う気持ちの表れに違いない。

  •  長年、子どもの読書に関わってきた柴田さんの新聞等への投稿をまとめたもの。著者は福岡の方。
     本を読んでみたい、書かれている内容に思わずうなずいたところを記録。物語のなかへ家出する『子どもの本の森へ』/『まちの図書館でしらべる』におどろき『まちの図書館でしらべる』/学校図書館の”失われた五〇年”/司書は常駐が必要

  • 著者が子育て中に読みきかせした本や、出会った大切な本などが紹介されています。
    そして、子供たちが読書に親しむために必要な学校図書館のこと、
    生涯学習に必要な公共図書館のことなど。

    著者がずっと前から訴えてきた、学校図書館には専任の司書教諭と司書の常駐、
    が未だに前進していない状況が寂しいですね。

    「この先、世の中がどう変わっても、考える力をもっていれば、何とかして、生きていくことができる」
    ~『たそがれ清兵衛』より~
    藤沢周平氏の出身地は鶴岡市だそうです。
    朝暘第一小学校の図書館活用教育に、通じるところがあるようです。

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著者プロフィール

秋田県生まれ。山形大学人文学部文学科卒業。1976年より福岡市在住。1983年ごろより地域での読み聞かせを始める。現在、「博多図書館どようおはなし会」に所属。1996年、福岡市博多区にあった大浜小学校での読み聞かせを友人と開始。その後同区内の他の小学校にも出かけ、現在は2校で読み聞かせを実践中。著書『おーい図書館! 』『地域に図書館はありますか?』(編著。いずれも、身近に図書館がほしい福岡市民の会編)『あなたと読んだ絵本のきろく』(以上石風社)がある。

「2020年 『わたしは読書ボランティア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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