振り返れば未来 山下惣一聞き書き

著者 :
  • 不知火書房
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (465ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883451395

感想・レビュー・書評

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  • (Recommended by Yoshiko Ariyoshi)
    表紙の写真が内容を物語っている。美しい笑顔だ。タイトルもいい。
    「明日を切り開くヒントは未来にではなく、人々が歩いてきた跡、つまり人類の歴史の中にある」という説に頷く。「そこに住んでいる人がそこの農業を食い支える仕組みができれば 何も怖くない」「日本はそれに ふさわしい国でしょ。小さな農業は残る。残った

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著者プロフィール

◎山下 惣一(やました・そういち)1935年佐賀県唐津市生まれ。農業に従事するかたわら創作活動を続ける。1969年『海鳴り』で第13回日本農民文学賞受賞、79年『減反神社』で第27回地上文学賞を受賞。同作は第85回直木賞候補作となる。著書に『ひこばえの歌』『日本人は「食なき国」を望むのか』(家の光協会)、『農の明日へ』(創森社)など多数。生活者大学校教頭、アジア農民交流センター・TPPに反対する人々の運動の共同代表、小農学会の顧問も務めた。2021年2月に「老農は死なず消えゆくのみ」と断筆を宣言。2022年7月10日に肺がんのため逝去。

「2023年 『山下惣一 百姓の遺言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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