言葉の風景

  • 青菁社
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883503247

作品紹介・あらすじ

ついに待望の復刊。長らく品切れでしたが、この度「言葉の風景」(2000年4月発刊)が新装本として復刊。残ってほしい言葉がある。四季折々の言葉を自然写真で紡ぐ、写真と言葉のビジュアルブック。忘れたくない言葉、使っていきたい言葉を、四季の光景に見つけました。

感想・レビュー・書評

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  • 野呂希一(1948年~)氏は、北海道生まれ、印刷会社、デザイン研究室勤務を経てカメラマンとなり、作品は数々の本(写真集)やカレンダーとなっている。現在、函館市にて「写真工房」を主宰。
    荒井和生(1959~2012年)氏は、北海道生まれ、大学卒業後、コピーライターとして企画広告制作編集業務に携わった。
    本書は、2000年に出版され、絶版となっていたものを2019年に新装版として復刊したものである。
    尚、野呂氏と荒井氏による類似のビジュアルブックは、青菁社から多数出版されており、本書の続篇『言葉の風景(続)』や、『日々の風景』、『暦の風景』、『文字の風景』、『心の風景』、『色の風景』シリーズ等がある。
    私は近年短歌に興味を持ち始め、歌の材料となりそうな「言葉」と、その言葉からイメージされる「風景」の写真が載った本をネットで探していたところ、本書に行き当たり、本屋で実物を見た上で購入した。(本書と続篇と両方購入した)
    一通りぱらぱらと見てみると、都会暮らしの人間ではなかなか目にすることのない、季節感に満ちた美しい写真と、それを表現する、豊かで繊細で美しい言葉が溢れていて、期待に違わない素晴らしい作品集であった。旧版は、大学の講義テキストや図書館の推薦図書になったり、ある教育委員会の二十世紀に残したい本の推薦を受けたりしたのだそうだが、それも納得できるように思う。
    これからも、折々にページをめくり、季節を感じるとともに、歌作りの参考にしていきたいと思う。
    (本書は季節順の構成となっており、続篇は情景ごとの構成となっている。尚、両方に載っている言葉もある。また、本書の方は、文字が少々小さく(特にふりがなが小さい)、シニア世代には読みにくいかも知れない。)

  •  
    ── 野呂 希一/荒井 和生《言葉の風景 20190603 青菁社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4883503240
     
     Noro, Kiichi 19‥‥‥ ‥‥ /時空工房
     Arai, Kazuo 1959‥‥ 北海道 2012‥‥ 53 /
     
    (20240226)

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著者プロフィール

1948年生まれ、北海道函館在住。印刷会社、デザイン研究室を経て、月刊誌やカレンダーの取材などで日本各地、津々浦々、四季折々の自然風景を撮影。日本風景写真協会指導会員。
主な出版物は「色いろの風景」(世界文化社)。「言葉や色の風景」全10巻、「季節のことば・春 夏 秋 冬」全4巻、「さんずい・きへん・くさかんむり」全3巻、「さくら」「旬の景色」「トラピスチヌ修道院」「ナチュラリスティック・ガーデン」(いずれも青菁社)など多数。

「2022年 『季節の記憶色』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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