- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883752812
作品紹介・あらすじ
海外の怪奇幻想小説から、傑作を選りすぐり、
一流の翻訳で、ホラー愛好者に贈るナイトランド叢書。
第2期第7回配本刊行!
謎の青年フェラーラの行く先には、必ず不審な死が――
疑念をいだき彼を追う医学生ケルンはいつしか、
古代エジプトの魔女王をめぐる闇深き謎の渦中へ!
英国を熱狂させた怪奇冒険の巨匠の大作、
ついに邦訳なる!
『吸血鬼ドラキュラ』で開幕した
長篇ホラー黎明期の屈指の傑作!
感想・レビュー・書評
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医学生アントニー・フェラーラの周辺で不可解な死が続く。同じ医学生のロバート・ケルンはフェラーラの謎を追ううち、エジプトの魔女王と秘術に行き着く――という展開なのだが、素材は面白いのに話の運びが早すぎてあっさりすぎるという印象。スピーディーというより全速力のハードル走に近いというか。何より、息子のロバートよりパパのほうが頼りがいがあって素敵……いや息子がむしろ頼りなさすぎるのか。欠点があるからこそ人間的な魅力がうんぬんなのかもしれないが、医学生なのに短慮ってどうなのと思う。やはりそこは知力で勝負してほしかった(苦笑)。
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ロンドンの医師親子VS謎の魔術師。怪奇活劇もの。ストーリー的には「?」も多いが、怪しいB級ぶりに存分に浸って楽しむのがこの手の作品へ対する作法だろう。
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●謎の青年の行く先には、必ず不審な死が 彼を追う医学生はいつしか、古代エジプトの魔女王をめぐる闇深き謎の渦中へ!
▼詳細
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はあはあ、興奮したわ。100年前に書かれた作品。作者はジャーナリストをしながら魔術結社に参加。
本編。エジプトに調査に来ました。ミイラがありました。おっきい方はボロボロになっちゃった。ちっさい方は失敗しないように解読して蘇生させたお!あんたたち何してまんねん。生き返ってしもたわ。人間でない者とどうやって戦ったらいいかわからん。とりあえずエジプト研究者やし、魔除けとか作って頑張ってみる!父さん僕も手伝うお。あいつ女にモテモテでムカつくの。
文章があっさりしてたので、もっとベッタリねっとり書いて欲しかった。