- Amazon.co.jp ・マンガ (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883792931
感想・レビュー・書評
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サブカルの人にとっての山田花子は、この人ですよね。
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日記に生きづらさ、葛藤が垣間見え、この作者の作品に浸りたいと思うようになった。
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2012/02/21/Tue.購入。
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好きだ。山田花子。
ちょっとずつおかしくなっていったのかなぁなんて思いながら読んでたけどひとつひとつ読むとおかしくなんてない。
おかしくないからこの人は生きていけなかったんだと思う。 -
福満しげゆきのコメント寄稿があり、その中で彼は山田花子のことを生きづらさの原因を言語化したり気づいたり、意識できている人、と評している。彼の創作のテーマとも繋がっているんだな、と凄く納得。同じ寄稿の中で「人が無意識に、人にしてる人への攻撃」というフレーズがあるのだけど、とても良い表現。世の中にはびこる無自覚な暴力、その無自覚ぶりが持つある種の滑稽さを描いた作家。24歳での自死は惜しいな。
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24歳の若さで自殺したカルト的漫画家・山田花子のアウトトラック集とも呼ぶべき作品。
初期連載・コラム・メモ・・・と多岐に渡るのだが、これは完全にマニア向けだと思う。
元々マニア向けの漫画家なのだが、その中でも更にアソコの中まで覗きこみたいという人用。
自分はあまり彼女の熱心な読者ではないので(正直読むのが辛い)、この作品集は楽しめなかった。
メモは字が汚いから全て読み飛ばし・・・(多分エグいこと書いていたと思うが)。
それでもやはりファンにとっては価値あるものなのだろう。
まあ正直な話、この人の漫画にはのめり込まないのが一番良いと思う。
死にたくなったりするから。
知らないで済むのならばそれに越したことはない。
どうしても彼女の漫画を読みたいというのならば、この本は最後に手にすることを勧めたい