- Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883818655
作品紹介・あらすじ
地味なOL、千鶴は突然の人事異動で、イケメンかつ遊び人として有名な常務の秘書になってしまう。しかも会長からは、「1年以内に常務を結婚させろ」という特命付き!千鶴は必死で婚約者候補の令嬢を勧めるけれど、常務が食事に誘うのは千鶴ばかりで、激しかった女遊びもピタリと収まってしまった。事あるごとに構われる千鶴は、いつの間にか常務に惹かれ、少しずつ距離が縮まったふたりは…。
感想・レビュー・書評
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秘書室の構成メンバーが適当すぎw というか、第一秘書たちは秘書室にはいなくて、いるのは第二のメンバーばかりということ?義兄さんはもっと重要キャラかと思ったら、意外とただ従兄でした。と言いながらも、この作品もよかったです。
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王子様がチャラめな気がしましたが、ちゃんとシンデレラでした。
そんな割とありがちな設定でも、全体的に丁寧に描かれていて、
読みやすかったし、飽きずに最後まで一気に読めました。
シンデレラストーリーの性質上、ヒロインは特にそうなんですが、
育ちがどうしても重めになってしまうのはありますね。
アフターがずっと先まで描かれているわけではないですが、
この二人は結婚したら終わりという感じがしないのもよかったかな。
この手のお話はそこから先はあまり意識してないものも多いですけど、
最後まで添い遂げるんだろうな…って思わせてくれる布石が嬉しかったです。
(結婚がゴールみたいなお話も個人的には好きなんですけどね。) -
なかなかよかったけど、常務があっさり秘書の言葉鵜呑みにしてヒロインニッセン冷たくするのが子どもっぽかった
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母の絵を条件に、遊び人の常務を結婚させることを約束した主人公。
平凡な社員が華のある秘書課へ異動ということで、まさにシンデレラガール。
ただの秘書から、少しずつ特別な女性になっていくその過程が楽しい。
主人公が畑違いの部署に来て、戸惑いながらも必死で仕事に食らいついていく姿勢に好感を持てた。
女は度胸だね。笑 -
表紙の絵の雰囲気からラブコメを想像していましたが、ヒロインの生い立ちや序盤の軽めのヒーローの態度からは予想出来なかった重めの恋愛トラウマがあったりと、割とシリアスなストーリー展開で驚きました。
ですが、途中で集中力が切れる事もなくラスト迄読み終える事が出来たので、面白いお話だったのだと思います(笑)。
ヒーローの祖母と交わした交換条件の為に雲の上の存在だったヒーローに近付くヒロインでしたが、いつしかミイラ取りがミイラになっていきます。
「プレイボーイ」という表現が少し古く感じて苦笑してしまいましたが、遊んでばかりいたイケメン御曹司ヒーローもいつの間にか地味系ヒロインに惹かれていく過程は面白かったです。-
2014/07/23
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2014/07/28
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