- Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883819843
作品紹介・あらすじ
就活難航中の美帆乃は、面接へ向かう途中転んだところをイケメン・楠に助けられる。実は彼は大手企業の人事課長で"首切り屋"と恐れられる冷酷男!そんな彼がいるリストラ専門の課に雇われることになった美帆乃だが、ある日熱を出した楠のため家に看病に行くと、突然手を握られる。高鳴る胸を抑えるが、実は熱く、美帆乃にだけ優しさを見せる彼のギャップに、戸惑いながらも惹かれていって…!?
感想・レビュー・書評
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読後感爽快な素敵なお話でした。
お仕事の話がしっかり語られつつも、置いてけぼり感もなく、
全てがリアルに描かれているわけではないんでしょうけど、
オフィス自体がファンタジーな私には違和感なく楽しめました。
真っ直ぐで頑張り屋なヒロインもよかったし、
お相手の彼もクールっぽくもありながら、最後にはしっかりデレてくれて、
そのデレが思った以上に甘いというのがまた素敵でした。
クール系の彼には、こっちが恥ずかしくなるくらい
甘やかすときはがっつり甘やかして欲しいです。
それでもしっかり言わせたいことは言わされてしまう策士っぷりもよかったです。
まぁただ、表紙の彼はあんまり素敵に見えなかったのが残念かな…。
挿絵ないうえに紙のカバーかけて読んでるのである程度は脳内補完してますが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりにベリーズさん読みましたが
これはよかった!
三課の役割がしっかり物語の中に流れていて、
楠のキャラ、麻田、笹川ふたりの部下のキャラがしっかりしていて
あっと言う間に読破してしまいました。
女の子がドジだったり甘え体質なのは苦手なのですが、予想と違ってよかった!
不器用だけどまっすぐで素直な麻田に好感が持てました。
ふたりが想いを確かめ合って終わり、じゃなくて
ちゃんと物語としてのクライマックスを大事にしていて、いいお話でした。
いやー、よかった!