ナチスの発明

著者 :
  • 彩図社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883925681

感想・レビュー・書評

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  • これ、本当に面白い。ナチスの見る目が変わりました。ナチスがいなかったら、今の世の中は、もっと遅れていたかも…って思いました。最近読んだほんのなかで、一押しです。

  • これも雑学ネタです。
    ナチスというより、ゲルマン民族の偉大さを思い知る。

    政治家や研究者にも、参考になりそうなことが書いてある。
    今の演説方法や研究対象は、ナチスが既に始めていた・・・ちょっと衝撃。

  • 歴史は往々にして、勝者の都合の良いように歪めて語られがちであることを実感できる本。人類の生活を豊かにする発明の多く(自動車、飛行機、ロケット等)が戦争を端として生まれているという事実は、まったくもって皮肉である。人は争いの中でしか進化できないのか。

  • かなり眉唾ものの素晴らしい内容でした。
    ナチス肯定論や政治家としてのヒトラーの実績があやふやに認識されながらも詳しい実態は世の中に出回らない為に、ユダヤ人の強制収容以外にナチスがどのような事をしたかなどは歴史の闇にある。

    本書はきちんとナチスによる発明の数々と実績を捉えながらも、専門書を読まないとたどり着けない反ユダヤ主義の経緯であったり第二次世界大戦におけるナチスを巡る攻防の裏側を見事に解き明かしている。

    単に独裁者のイメージでしかないヒトラーやナチスの印象を変え、歴史の闇に封じられた真実の灯を起こす一書。
    欧米では完全にタブーな内容だけに、本書のような内容を刊行できるのは日本だけだろう。

  • 過激な表紙ですが、中身はかなり読みやすく仕上がってます。
    雑学的にサクサク読めると思います。

  • 雑学的におもしろかった。ドイツ・アーリア民族のためだけでなく、どんな民族に対しても等しく受け入れるユートピアを求めた結果の発明や制度なら文句なく良かったのにね。

  • ファシズムに毒されていく過程や、
    強制収容所における絶望的な生活について
    そのどうしようもなさに戦慄する。
    それと同時に、日本も同じ事をしてきたわけだからこれも悲しい。

  • タイトルはナチスの科学的発明についての本のように思えますが,内容的にはナチス全般について取り上げています.今までいくつかのナチスの本を読んできましたが,この本ほどわかりやすかったのはないですね.これからいろいろ本を漁ってみたくなりました.

  • 筆者もあとがきで引用しているが
    「戦争とは一部の政治家や指導者が起こすものではなく、人々の心の中にそれを望むものがあるはず。人々がそれに気づかなければ戦争はなくならない。(アンネ・フランク)」。僕も全くその通りだと思います。

  • この本についての僕の見解は到底ここでは語りきれない。(評価は間をとって星3つとさせて頂きます)

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著者プロフィール

1967年生まれ、福岡県出身。出版社勤務などを経て、フリーライターとなる。歴史の秘密、経済の裏側を主なテーマとして執筆している。主な著書に『ナチスの発明』『戦前の日本』『大日本帝国の真実』『大日本帝国の発明』『福沢諭吉が見た150年前の世界』(ともに彩図社)、『ヒトラーの経済政策』『大日本帝国の経済戦略』(ともに祥伝社)等がある。

「2022年 『吉田松陰に学ぶ最強のリーダーシップ論【超訳】留魂録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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