not six (Switch library)

著者 :
  • スイッチパブリッシング
3.86
  • (20)
  • (6)
  • (22)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 83
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884180140

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図書館で見た読んだ。
    自分の家で見たほうがいい。
    私もこんなふうに、たくさんのなんでもないときの写真を撮っておいたら、脳の中で映像で記憶されてるあなたの他にも、もっと具体的な写真が、脳に記憶しきれなかったいくつもの表情が、身体が、手が、目が、いろんな角度から、私といるときのあなたが、私の方を向いてるあなたが画像として残ったのに。
    全然写真を撮らなかったな。
    もし写真を撮るのなら、カメラを向けたくない。
    目を閉じることで、目の前のものが画像で記録されたらいいのに。

    今度は、たくさん写真を撮って残そうか。どうしようか。

    ベッドの上の写真なんてとっても大切な写真になるよね。
    私はいつも暗闇だったから、フラッシュさせて撮らないと何も映らないんだろうな。
    フラッシュさせてとった写真はどんな写真だろう。
    目に見えてなかった写真が映ることになるね。恥ずかしいね、

  • 前夫の写真、てんこ盛りですが、こうして作品として、そして、言葉として、その時の自分の断片が作品で残るというのは、とてもすごいことだな、と。そして、いい写真だな、と。儚さと、切なさと、拙さと、瞬きの交錯する写真。(12/5/6)

  • 是非…見てみたい!!!(^^;
    でも今や絶版…amazonの古本で買えるみたいだけど、かなりの高値がついてて…そこまでの勇気が持てない(^^;;

  • 【ジャケ評】
    おしり。おしり。

  • 結婚しているようには感じさせない少年っぽさがいいね。
    夫の正体が知りたくなる。

  • 旦那さまがタイプ。

  • ウィッシュリスト

  • これも大好き。
    きっと、長島さんにしか見せない、長島さんにしか絶対に撮れない旦那さんの表情が、なんとも、良いのです。

    愛が溢れる写真集。

  • 未購入なのですが…愛する人相手にこんな作品を作ってみたい、と思わせる写真集。
    誤解を恐れずに言えば、女版「もう、家に帰ろう」かな??
    (作者の意図とは違うかもしれませんが)

  • 愛する人をこんな風に撮りたいです。

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

東京都生まれ。1993年、武蔵野美術大学在学中に「アーバナート#2」でパルコ賞受賞。1999年、カリフォルニア芸術大学ファインアート科写真専攻修了。2001 年、写真集『Pastime Paradise』(マドラ出版)で第26回木村伊兵衛写真賞受賞。2010年、短編集『背中の記憶』(講談社)で第26回講談社エッセイ賞受賞。2020年、第36回写真の町東川賞国内作家賞受賞。2015年、武蔵大学人文科学研究科前期博士課程修了。主な個展に「そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々。」(東京都写真美術館、2017年)、「知らない言葉の花の名前 記憶にない風景 わたしの指には読めない本」(横浜市民ギャラリーあざみ野、2019年)など。日常で感じる違和感を手がかりに、他者や自分との関係性を掘り下げる作品を制作する。

「2022年 『ははとははの往復書簡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長島有里枝の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×