詩集 剣道みちすがら

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  • 体育とスポーツ出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (100ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884584085

作品紹介・あらすじ

剣道は強いものは強く、弱い者は弱いのである。年上の人でも、若い人でも相手が強ければイチコロニ負けてしまう。それが普段の生活には無い魅力と感じている。そして長く続けられるのもいいし、練習後の面を外した時の爽快感、充実感は何物にも代えがたいものである。(中略) 剣道は誰もが強いわけではない。剣道をやっているからと言って、皆が自信をもって生活できるわけでもない。ましてや私のように、全てを剣道に捧げることができず、試合も弱く、その中でもがいている者もいる。そのもがきの精神状態を詩に表現して見た。読んでいただければ、それはそれでまた少しは意味があるのかもしれない。勝者の背後に敗者がある。しかし敗者もまた、明日に向けて共に出発しなければならない。そんな時、この詩集の1行の言葉が頭の隅によぎってもらえばそれだけで嬉しい。また一からの素振りである。
(「後書き」より)
 

著者プロフィール

1954年新潟県西蒲原郡潟東村(現新潟市)生まれ 専修大学文学部、上越教育大学大学院修了、日本詩人クラブ会員、上越詩を読む会運営委員
主な著書
詩集『鎧潟』『青海』『雪蛍』『瞽女歩く』『詩の12カ月』『瞽女と七つの峠』、詩画集『故郷の記憶―祈り』、言葉集『若者に贈る言葉―光の見つけ方』、短編集『黒光り』など。青海音物語『石の聲・記憶』原作、高校、小学校の校歌作詞(7校)
2009年新潟日報に「越後瞽女再び」を連載、画家の渡部等と詩画展を全国各地で開く。妙高高原ビジターセンターに毎月の詩を掲載。ざいたく新聞に「生きる詩シリーズ」連載中、2015年2月、新潟市「水と土の芸術祭第2回プレシンポジウム」で加藤登紀子氏と詩の朗読等を行う。新潟日報に「越後郷愁のはさ木」を渡部等と2人で連載(2015年10月~2016年3月20回)、新潟日報に「越後郷愁-雁木を歩いた人々」を連載
剣道を県立吉田商業高校より始める。新潟県剣道大会個人40代の部3位、50代の部3位、60代の部準優勝、団体3位。現在妙高市剣道連盟会長。妙高市在住。剣道七段、(本名・平井修二)

「2016年 『詩集 剣道みちすがら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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