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- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884743918
感想・レビュー・書評
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就寝前のフォトリーディング。天風と空海を対比させて述べている。また瞑想を価格するというしょうがある。最後の方では稲盛和夫と天風を対比させている。装丁がニューエイジチックな絵(宇宙に向かって人が立ち、その人から七色?の光が出ている)。
高速リーディング。面白い箇所もあったが、完全にニューエイジなので有害な本であると判断。著者は瞑想用の鈴(鐘?)をチベットで購入する際にそれを鳴らし、「宇宙原音に近い音がする」というようなことを述べている。ハテナな記述だが、こういう細かいところからグイグイと汎神論に引き込まれてしまう本。
天風が茨城に疎開していた時に墜落したB29のパイロットを助けた話があった。その縁があって戦後、進駐軍に対して7日間の天風理論の講義をしたのは面白いと思った。これも天風のいわゆる引きの強さだろう。付いている人はとことんついているというのは本当だ。
クンバハカ体勢というのを天風は強調している。それは肩の力を抜き、下腹部に気力を充満させ、肛門を締める、という体勢。
ヨセフについても言及があるが、それは著者の「想像」と前置きはあるがひどい空想解釈。聖書さえ読んで調べていないことがわかる。でもそこまで読んできた一般読者はまんまと著者の空想に乗せられ納得するだろう。星二つでも多いと思うが、ひとつよりかはまだ読ませる文体であるので二つとした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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