- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884748012
感想・レビュー・書評
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『論語』
聞いたことはあるけど、授業ではちょっと触れたけど、でもなんだかよくわからない。
そんな私が手始めにと見つけた本。
初心者にとって非常に読みやすい一冊だと思う。
論語は中国の古典で、文字が多くない。様々な解釈ができる。
今は誰かの研究に頷く他ないが、これからもっと論語に触れてみたいと思う。
さすれば、孔子の教えにどんどん近づけるであろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恥ずかしながら初めて論語に触れました。2500年も前の書物だけど、現代にも通じていることが殆どでした。語訳の後に、一文一文、丁寧に解説されていたから、理解しやすかった。なるほどな!と思ったり、自分にはこれが出来てなかったなとハッとさせられたり。目からウロコでした。繰り返し読もうと思います。論語の入門編に良いと思います。
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【読みたい】1日1冊
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致知出版社は人間学をテーマにした本を出版している関係で、この出版社自体にファンが多い。ゆえに、この出版社の本は押しなべて、アマゾンでも高い評価を受けている。私自身も致知出版社は好きなのだが、そこから出ている本のすべてを手放しで称賛することはしたくない。
さて、この「子供と声を出して読みたい『論語』百章―人の品格を磨くために」という本だが、出版当時に流行していたフレーズをギュッと集めたようなタイトルなのだが、その力の入りようが丸出しの内容になっている。
特に冒頭の部分では、他の『論語』本と違った感性が感じられるのだが、読み進むに従って、その感性が薄らいでいるというか変質しているような印象を受ける。つまり、冒頭部で感じるニュアンスが新鮮なのに、それが後ろの部分と異質なので、何だか同じ人が書いているという感じがしないのだ。とにかく珍しい印象を受けた本なので、備忘録的にレビューしてみた。不思議な本だ。ちなみに、この本には続刊もある。
また、アマゾンの紹介ページに載せられている「著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)」をみて、再び「ギュッ」とした内容にびっくりした。何とか省のお役人か議員さんみたいで、その多忙な経歴と本の冒頭部とのギャップを感じてしまったのだ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
岩越 豊雄
昭和19年神奈川県生まれ。同38年神奈川県立小田原高校卒業、同42年亜細亜大学経済学部経済学科卒業。梶村昇・夜久正雄・小田村寅二郎・佐藤通次に師事し、石丸悟平主宰・人生創造社編集委員、箱根・湯河原・小田原での小学校教員を経て、小田原市立小学校長を歴任。退職後、小田原市青少年相談センター相談員、箱根町教育委員会学校教育指導員などを務め、現在、(社)国民文化研究会理事、寺子屋「石塾」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) -
登録日:9/30
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知ることがある。
自分について、
そのあり方について。
だから、
決めることができる。
学生の時の漢文の授業を思い出した。
それよりも読みやすい。
というのは、
原文とともに、
板書していたその読み方もあるのです!(笑)
そして、
そのミカタの解説を
「こうなのだ!」と強く押し付けるのではなく、
こんな風に読み取る・読み取ることができる・読み取りたいという
選択肢のある表現で教えてくれている。
だから、詠みたくなる。
声に出してそのトーンやリズムとともに
自分のあり方を問う時間をつくってみたくなる一冊。 -
社会人3年目の時に出会った本。古典・漢文は学生のころ苦手だったけど、解説がわかりやすい。どんなに時代が新しくなっても、大事なことは実は昔から何も変わっていないことが論語を読むとわかる。人生の指南書です。
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毎日、子供と一緒に読んでます。
一文ずつ詳しく解説もあるので、
子供がいる方にはオススメです。
寺子屋教育で必ず行われていた『 論語 』の素読。
ぜひ、子供の教育に♪ -
自分と向き合うことができる本。
たくさんの言葉たちに、自分の行くべき道が、光が、見えてくる気がした。
子曰わく、人の己を知らざるを患えず。人を知らざるを患うるなり。
小学生のころから、道徳とかホームルームで『論語』の素読をやってくれればよかったのに。
“文・行・忠・信”ほんとにそうなんだよなぁ。
子曰 學如不及 猶恐失之
この本で得た知恵を忘れないようにしたいものです。 -
聖徳太子、徳川家康、西郷隆盛、湯川秀樹等、日本の歴史上の偉人たちが繰り返し学んだ『論語』。
また江戸時代の寺子屋でもその素読が行われ、子供たちの人格形成に大きな役割を果たしてきた。
本書は『論語』約五百章から、いまの子供たちにもわかりやすく、日常の指針や規範となる百章を選択。
各章ごとに、
1.活字が大きくされた読み下し文、
2.漢文に返り点や送り仮名を入れた訓読文、
3.現代語訳、
4.解説が記され、
子供から学生、大人まで、幅広い年齢層が『論語』の世界に、親しみを持って触れられるよう工夫されている。
素読しながら読み進めることで、脳を活性化しつつ、人間としての品格を養うことができる。
特に親子で『論語』を読むには最適の1冊。