神さまが教えてくれた幸福論

  • 致知出版社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884748371

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  • ・言ったことが叶うのではなく、言った言葉はまた言いたくなるようにセットされる。「ありがとう」を仮に一万回言ったとすると、来年また「ありがとう」を一万回言いたくなるような現象が勝手に降ってくる。

    ・私は治りたい治りたいと思って努力したのではない。治ることはすでに決まっており、その様子を写真でも見るようにありありと思い描いてリハビリをした。私たちは三次元の世界に住んでいるから、時間、空間の制限はまぬがれない。だからもうすでに治っている状態を手前に引き寄せるためにリハビリしただけ。

    ・人生に何が起ころうと、慌てふためくことはない。どんなことも大切な気づきをもたらしてくれる体験であり、その導きに従っていけば幸せにつながっていけると思うべき。

    ・天罰として病気になったのではない。こういう状態に追い込まれなければ目が覚めないから、あえてそうしてくださった。天はここで私を磨いて、私にしかできない仕事をさせようとしてくださっているんだと思えるようになった。そのとき初めて、それまでの恨んだり悔やんだりの世界から抜け出して、この逆境を前向きに捉えようという気持ちに切り替わり、新たな道が拓けていった。

    ・「ナガタ」とは「あなたが楽しいと思ってくださることが私の幸せ」と、他の人の楽しみを先にする生き方をすれば、こちらも不思議と栄えていくという生き方。「ナガサキ」とは、あなたの幸せが先で、「何か私がお役にたてることがあればうれしい」と思って行動することを意味する。あなたが先で「何か私がお役に立てることがあればうれしい」と思って行動することを意味する。「あなたに幸せになってもらうために、私は何をしてさしあげたらいいですか?」といつも相手のことを気遣って生きること。人間の本能でいうと、自分が喜ばれると自分が幸せな気持ちになるということ。損得勘定で突き詰めていっても、結局同じ結論になる。自分の幸せをずっと追い求めていっても、最後に行き着くのは、自分の存在が喜ばれるとうれしいということ。高い意識でそう結論する人がいてもいっこうに構わないけれど、本当に底辺の底辺で、損得勘定でずっと突き詰めていっても、やっぱり同じ結論になる。だから出発点はどこでもいい。高いところから出発しても、低いところから出発しても、結局一緒。損得勘定で考えてトイレ掃除はしないと損、不機嫌に生きているよりは周りに笑顔を振りまいて笑ってもらったほうが絶対に得、「ありがとう」と言っていると、言われた人はみんな味方になってくれるから使ったほうがいい。

    ・自分の力で何とでもなる、というのをやめましょう、頑張るのをやめなさい、努力するのをやめなさい。

  • スピリチュアルな分類になると思いますが、

    「秀真伝」(ホツマツタエ)という縄文文献
    -日本書紀や古事記の原典といわれている文献-
    があり、その内容を紹介している。

    なので、いわゆるスピリチュアルな読み物というより
    論理的に説得感がある。

    そして、
    どう受け取るかは私たちの自由ですが、
    本の中で語られている受け取り方をするとしたら、
    自分自身と日本という国の風土や文化を見直してみる機会になる本。

    安心と幸せな気持ちを感じることができる一冊になるかもしれません。

    考古学者が遺跡を発掘するような気持ちにさせてくれる本です。

著者プロフィール

作家

「2022年 『いのちを拝む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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