人生を勝利に導く金言

著者 :
  • 致知出版社
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本棚登録 : 69
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884749613

作品紹介・あらすじ

テスト生から出発、名選手・名監督となり60年にわたってプロ野球界に君臨した知将の珠玉名言集。仕事力・人間力を高める実践哲学。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の人生において、何が足らないとかを痛感させられる本だと思います。
    野村克也さんの信念・理念・思想がわかりやすい本でした。

  • ・勝利の女神は一生懸命努力する人の頭の上にしか来ない。これだけははっきりしている。で、未熟な時代はもくもくとバットを振り続けました。手のひらを豆だらけにしてね。だが、単純作業を続けるのが難しい。難しいからこそ、やらなければならないんだと、さらにバットを振り続けた。そういうのが基礎になって、勝利の花は咲くのだろうと思います。

  • かいつまんだ感じだったけど、書かれていることはとても良かった。
    いいことが多く書いてあって、あまり、内容を覚えてない。
    もう一度読み直したい。

  • 野村監督は言葉を自在に操り、人に訴える力を持っている。それは野球を軸にそして数多くの勉強を野球、人生を結びつけて語りかける。これが万人に通じるのだから一芸は道に通ずの言葉通り。付箋を貼った箇所は多数である。
    数々の苦労があって今がある。それは誰でも同じ。それをどう乗り越えるかで一流か二流かに分かれる。それは今この瞬間の過ごし方にも言えることかもしれない。

  • 野球の内容ですが、生きる上で役立つ。

  • やはり一流の人は、良く考え悩んでいるのですね。 もっと頑張らないと!

  • 選手としての発言はやはり非凡なところが多く簡単にはまねできない。しかし、指導者としての教育論は非常に興味深い。
    ・「人間が生まれながらにしてもっている理性や知性を尊重し、努力するセンスを独力で磨かせること」こそ、本当の教育だと思っている
    ・教えすぎると選手自ら考えようとする気持ちを奪ってしまうから、教えないコーチが名コーチ
    ・「育てる」のではなく、「育っていく」もの
    こういうことを野村監督自身が何から学んだのかに興味がある。

  • 野村監督の今までの著書、インタビューでの発言をまとめた発言集。野球をベースにした発言ですが、自分の人生、ビジネスに置き換えても参考になる内容でした。

  • 野村監督の本は結構読んでたから、今回の本は今までのまとめなので、可もなく不可もなくという感じ。言葉の持つ力を繰り返し書いてたけど、反面、その危険性あるってことを知る必要があると思う。実効性のない言葉に捕らわれて、道を誤る人も多い。

  • もちろん、野球道からくる言葉ですが、
    読んでいるとすっきりとする。

    ときに、口元が緩んで、ふっと気楽になる。

    たとえば、

    ○「弱いから勝てない」という台詞は、・・・敗者があらかじめ用意した言い訳に過ぎない。強いものが必ず勝つのなら、勝負する意味などどこにもない。

    感動とはここに在り、強くない(かも?しれない)から、勝ちたいとエネルギーが湧くのだ。うん、そのとおり!

    ○人間には体力、気力に加え、知力という要素が備わっている。そのすべてを稼働させたものが勝つのであり、だからこそ「弱者である強み」をしっかり認識する必要がある。

    MAX(体力x気力x知力)=勝ち!

    誰にでも勝つときがあるというものです。元気が出ます!

    また、優勝するにふさわしいチームとは?・・・とある。
    (その言葉はお楽しみとして)

    これは、
    野球に限らず今目の前の暮らしが幸せであるためには?・・・
    経営者とは、リーダーとは?・・・
    自分らしく働くには?・・・
    などなどすべてに共有できるところがある。

    そして、優勝するためには?ではなく、優勝する”ふさわしさ”という目線がいい!
    足りないモノだけに注意を注ぐのではなく、ふさわしい在り方という頂点を見るまなざしが気持ちいい!

    そして、真に強いチームの条件は。。。。

    それは、
    資質・時代の先取り・ピンチを防ぐ能力の3つだそうで。。。

    まさに、経営の軸でもあるといえるのでは?


    まだまだありますが、私が気に入ったすっきりとした一つを最後に!

    ○育成とは、自身を育てることに等しい

    これができたら、私はうれしい!

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著者プロフィール

京都府立峰山高校を卒業し、1954年にテスト生として南海ホークスに入団。3年目の1956年からレギュラーに定着すると、現役27年間にわたり球界を代表する捕手として活躍。歴代2位の通算657本塁打、戦後初の三冠王などその強打で数々の記録を打ち立て、 不動の正捕手として南海の黄金時代を支えた。また、70年の南海でのプレイングマネージャー就任以降、延べ4球団で監督を歴任。他球団で挫折した選手を見事に立ち直らせ、チームの中心選手に育て上げる手腕は、「野村再生工場」と呼ばれ、 ヤクルトでは「ID野球」で黄金期を築き、楽天では球団初のクライマックスシリーズ出場を果たすなど輝かしい功績を残した。現在は野球解説者としても活躍。

「2016年 『最強の組織をつくる 野村メソッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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