インターネットビジネスの著作権とルール(第2版) (エンタテインメントと著作権-初歩から実践まで-5)
- 著作権情報センター (2020年3月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784885260902
感想・レビュー・書評
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https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/927007
ひなたやまにもあります詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ネット絡みの著作権 基礎・入門編。
実務にはもう少し詳細を知る必要があるが、さわりとしては良い。 -
はじめに、表紙デザインはさておき、極めて真面目な本である。斜め読みの箇所も多いが、法務素人にも示唆に富む箇所の多い内容だった。
以下、コメント付けやすい箇所をいくつか参考まで(繰り返しになるが、実際の内容はもっと深いもの)。
©︎の後の数字(年表示)の意味、誤解していた!
二次創作物の代表、総統閣下シリーズ(「おっぱいプルンプルン」はあまりにも有名!)は当初削除請求を続けていたが、その後、広告掲載による収益化に方針を切り替えた。★現実的な対応。
一方、日本はパロディ規定も米国型フェアユース規定もない「あうんの呼吸」による運用で、コミケに代表されるパロディ文化が花開く稀有な例。★こんなところでも現場運用に委ねる「日本式」が徹底されているのか?!
個人によるゲーム実況を広く包括的に認めることとした任天堂。これを更に包括的契約にまとめたUUUM(Youtuberのマネジメント会社)の例。★色々なことが「知らない」では済まない世界になっている。
表示の停止や削除請求の複雑さ。★著作権関連にとどまらず、社会問題になるケース増えているな。
違法にアップロードされたものであることを知りながらダウンロードすることは有罪。★映画館の予告編の最後で流れるやつね! 直近の法改正前まではアップロードした者だけが有罪だったとは知らなかった。
「インターネットビジネスの著作権とルール」(公益社団法人著作権情報センター、福井健策編)
Day175
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