古寺めぐりの仏教常識

著者 : 佐伯快勝

• 朱鷺書房 (1985年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[和尚さんの感想 · 2015年7月16日]

全般的な知識を得るのにいいバランスの良書であると思います。

[たたたたさんの感想 · 2010年9月3日]

今日、浄瑠璃寺に行った際に購入。浄瑠璃寺の住職さんが書かれた本で、すごく分かりやすい。
お寺ってそもそも何？ってところから始まって、簡単な仏教史、仏像と伽藍配置の関係、仏様の種類など、寺院見学の際に知っているとさらに面白くなることがたくさん書かれている。印相の読み方や仏像の見分け方を知るだけで、今まで退屈だった仏像を面白く見れるかも。興味のある人はぜひ。

お堂の中でゆっくり座って阿弥陀様を眺めていると、薄暗かった堂内が突然明るくなったり、薄暗くなったり、いつもは感じない些細な変化に気付くことができる。日常生活の速さに感覚が飲みこまれてしまっていることを実感。