出土文字に新しい古代史を求めて

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  • 同成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784886216656

感想・レビュー・書評

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  • 専門的な難しい内容もあるが、わりと読みやすい。
    漆紙文書は1200年前でもかなり残ってる。加賀郡ボウ示札は、1150年前の生活心得八か条、役人が農民に読み聞かせた。土器片にもまじない的に漢字を書く場合があった。
    中国では一時期しか使われなかった則天文字がかなり広く使われてる。呪術文字的?
    壺の碑、多賀城碑は、偽作説があったが発掘調査で判明した事実と記述が一致しているので本物だが、学会がなかなか認めない。
    古代日本の石碑は26基たてられ、17基現存している。

  • 後々、出土した時に読まれても良いように、内容に気を配るのは勿論だけど、読み易い字を書かなきゃ!

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    「遺跡から出土する、土器や瓦、木簡、石碑などに記された様々な文献資料を丹念に解読し、現代的な視点から古代史を描き直す。」

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著者プロフィール

1943年、山梨県生まれ。1965年、山梨大学学芸学部卒業、1990年文学博士(東京大学)。国立歴史民俗博物館館長・山梨県立博物館館長を経て、現在、人間文化研究機構機構長、国立歴史民俗博物館名誉教授。 ※2020年2月現在
【主要編著書】『漆紙文書の研究』(吉川弘文館、1989年)、『墨書土器の研究』(吉川弘文館、2000年)、『古代地方木簡の研究』(吉川弘文館、2003年)、『全集日本の歴史2 日本の原像』(小学館、2008年)

「2020年 『交通・情報となりわい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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