進化の傷あと: 身体が語る人類の起源

著者 : エレイン・モーガン 望月弘子

• どうぶつ社 (1999年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

現代人を悩ますさまざまな身体的トラブル-。その多くは、およそ500万年前、人が類人猿から人へと移行した、そのことに起因している。われわれは、なぜ、今も"進化の傷あと"を受けついでいるのか-。"アクア説"なら、その説明が可能である。

感想・レビュー・書評

[cqe06236さんの感想 · 2012年1月21日]

人類の出現
化石の読みかた
直立歩行がもたらす悩み
人はなぜ二本足で歩くようになったのか？
裸の代償
人はなぜ体毛を失ったのか？
汗かきは死の原因
人はなぜこんなに汗や涙を流すのか？
太りすぎがもたらすひけめ
人はなぜこんなに太るのか？〔ほか〕

[倉敷芸術科学大学図書館さんの感想 · 2011年7月18日]

請求記号　469.2/Mo

これは面白かった。人類についての誰でも抱く疑問「なぜ無毛なのか」を含めさまざまな人類成立についての疑問を挙げた上で、それに答えながら著者の説が展開されていきます。

．．．と楽しく読んだのですが、いわゆる「トンデモ」本だったのでしょうか．．．
まずは本書を読み終えた後で、Wikipediaで「水生類人猿説」を見るのがよいかと思います。

真に科学的であるということは難しい。