シーボルト、波瀾の生涯

著者 : ヴェルナー・シーボルト 酒井幸子

• どうぶつ社 (2006年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

江戸時代末期、鎖国下の日本で西洋医学の実践と教育にたずさわる一方、日本の動植物、民俗、地理などを研究した歴史的な人物シーボルト-。その足跡をたどり、波瀾に満ちた生涯を描く。

感想・レビュー・書評

[taizoさんの感想 · 2022年11月11日]

「シーボルトでの生涯」byヴェルナー•シーボルト


幕末期に来日したドイツ人医師であり植物学者であるシーボルト。

あくまでも小説ではあるが、膨大な史実を丁寧に辿っている。

彼には長崎出島で結婚した日本人妻たき、その娘イネがおり、とても二人を愛していたというので、個人的にはその関係を知りたくて読んだが、シーボルトの対外的な活動が主な内容だった。

シーボルトは後に記した「日本植物誌」に鮮やかなアジサイの図版を載せ、このアジサイに「ヒドランゲア•オタキ」と命名している。

[大阪工業大学図書館 大宮本館さんの感想 · 2011年10月20日]

請求記号 : 289.3||S
資料ID : 91112537
配架場所 : 工大一般図書