日本人の祖先は縄文人だった! ―いま明かされる日本人ルーツの真実

著者 :
  • 展転社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784886565273

作品紹介・あらすじ

過てる「日本人ルーツ論」に終止符を打つ!
・アフリカを旅立った新人は日本から半島や大陸へ移動した!
・縄文人は3000年以上にわたって朝鮮半島の主人公だった!
・コメ作りの真実・日本のコメ作りはシナより早かった!
・ゲノム解析が明かす真実・何と渡来人は渡来していなかった!

日本人の祖先は、弥生時代に渡来した人々ではない。
縄文時代にはすでに日本列島に住んでいた。
さまざまな分野からの多角的な検討と、科学的・論理的な分析によって、日本人のルーツを導き出す。

感想・レビュー・書評

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  • 「日本人の主たる祖先は渡来人」という説を真っ向から反論し、日本人の祖先は縄文人で、一時は一部の縄文人が朝鮮半島南部に移住していたと唱えた一冊。
    最近の科学的分析、主にミトコンドリアDNA(女系)とY染色体(男系)の分析により、日本人のルーツを説明している。
    Y染色体の分析によると、一つの流れは
    マレー半島→インドネシア→フィリピン→沖縄→九州→朝鮮半島→チベット
    さらに
    九州から本州→北海道→樺太→シベリア
    北海道から千島列島→カムチャッカ→アラスカ
    という人の流れがあったようだ。
    これは我々の世代が学校で習った歴史とは全く違うものである。
    また「水田による稲の育成は中国大陸から朝鮮半島経由で日本に伝わり、それにより弥生時代になる」と学んだことも、縄文時代にはすでに東南アジアから伝わったイネを育成していたということのようだ。
    縄文時代にはすでに狩猟採集の移動生活からある種類の栽培が始まり、定住し、村を作り、他の地域との交流があったと言うのは確からしく、縄文文明と読んでもいいと思うが、文明と呼ぶには文字が使われていることが条件のようで、今のところ縄文時代に文字使われていない(或いはまだ発見されていない)のが残念。

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著者プロフィール

長浜浩明(ながはま ひろあき)
昭和22年群馬県太田市生まれ。同46年、東京工業大学建築学科卒。同48年、同大学院修士課程環境工学専攻修了(工学修士)。同年4月、(株)日建設計入社。爾後35年間に亘り建築の空調・衛生設備設計に従事、200余件を担当。
主な著書に『文系ウソ社会の研究』『続・文系ウソ社会の研究』『日本人ルーツの謎を解く』『古代日本「謎」の時代を解き明かす』『韓国人は何処から来たか』『新文系ウソ社会の研究』『最終結論「邪馬台国」はここにある』『日本人の祖先は縄文人だった!』『謀略の戦争史』(いずれも展転社刊)『脱原発論を論破する』(東京書籍出版刊)『日本の誕生』(WAC)などがある。

「2022年 『原発と核融合が日本を救う!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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