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- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784886952035
作品紹介・あらすじ
古代ギリシア・ローマ時代の書物は、いったいどのような形態をとっていたのか、書物はどのようにして作られ、普及していたのか、また書物はいつ、いかにして収集され、その保管のために図書館が設立されたのか、そしてまた誰がいったい読んだり、書いたりすることができたのか。本書は、古代ギリシア・ローマ時代の書物と図書館をテーマにした、ドイツ語で書かれた最初の研究書である。
感想・レビュー・書評
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西洋古代世界における書物の話。
当時の書物の形態や扱いについてと書物が収められていた図書館についての研究が書かれている。限られた史料の中でここまでの内容を構築したのには感嘆する。
残念ながら著者ホルスト・ブランク氏は執筆前にハリス氏の"Ancient Literacy"が加味されていないらしい。当時のリテラシーとの絡みで論じられていたらより良いものになっていたかと思われるが贅沢は言わない。
そもそも自分がハリス氏の著書を読んでいないのが怠慢なのだが。。。
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