- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887062795
感想・レビュー・書評
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2007年の本なのでミクシィを例に「あれってコミュニティといえるの」と議論してる。2011年に改めて議論するとどうなるだろうか。
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いろんなテーマについて建築家が対談します。
気になるとこに付箋つけていったら、本が付箋だらけになりました。
大学2年の時に読んだんですが、社会が抱えている問題の本質にも触れているので、「建築は社会に対してどうあるべきか」、「建築を設計する上で考えなければならないこととは」などいろいろ考えさせられます。建築家の言うことを鵜呑みにするのではなく、自分なりに考えながら読むと非常に勉強になると思います。
まぁ百聞は一見にしかず。是非一度書店で手に取ってみてください。おすすめです。 -
まじめにまじめに、建築について考えさせられる。
建築は、未来の社会の風景を変える力を持っているもの。そのことを常に意識していなければ。
私にはそこまで責任を持つことは出来ないし、想像して決断することも出来なくて、建築をつくることはやっぱり出来ないけれど、少なくとも自分なりに、今この瞬間だけでなく未来の人達の生活にまで思いをめぐらせていたいと思う。 -
生活様式、建築、都市、環境、歴史、
全てはインタラクティブであって
その中で変容スパンが最も短く最も人意が及びやすいのが建築である。
よって我々の未来に向ける意図あるいは期待が最も反映される。
衆議院みたいなもん。
建築が抱擁する責任、希望、権力、影響、それらはどの程度認知もしくは実際に意識されているのでしょうか。
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このタイトルは、よく学生に対して使っていた言葉ですが、本で出されちゃいました。山本理顕、北山恒、飯田善彦、西沢立衛の4人が、それぞれの世代や作風を確認しあうように、対談の中で建築論が展開されます。かなり若い人向けの本ですが、とても良い内容だと思います。
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盲目的に建築の力を信じることができない、けれど、建築に関わっていきたい、というジレンマを抱えている人はぜひ読むべき一冊であると思う。どっぷりシニシズムに浸りすぎて、建築の可能性をあっさりと放棄してしまった自分にとって、何も言う権利はないのかもしけないけれど、最前線で活躍する建築家が、建築の力をどのように考えているのか知りたかった自分としては、タイミング良いときにであった書である。
この本でも触れられているが、できあがった制度や、社会の仕組みをとても強い力でもって、強制してしまうのが建築である、という下りには強い共感を覚える。むしろ、過去から、現在に至るまで建築の持っている力とは、そういうものなんだと思う。だからこそ、建築家の側から、前提や、常識を覆すためのわかりやすい、ビジュアルイコンを提示しなければ、建築家の存在意義は、ないと言えるのだろう。(それ以外の役割は、エンジニアとしての役割であり、マネージャーとしての役割であり、建築をプロジェクトとしてとらえる在り方であると言える)建築に求められる役割は、ますますアーティストとして社会を読み解く存在でなければならなくなってきていると感じた。
この本には、建築の未来に関する答えは、ない。でも自分で考えるためのヒントはいっばいあるのかもしれない。
建築は、その建築が立てられた時点での思想を、そのままのカタチで結晶化し、未来に残すことができる希有な存在である。だからこそ、過去の建築はたびたびスポットをあびるし、未来の建築が話題に上るのだろう。山本氏が言うように、建築をつくることはまさに未来の生活者にも責任を持つと言うことなのだ。
何はともあれ、自分への教訓は、考える前に動け、そして動いている人を尊敬しろ、、、ということですかね。 -
建築本。こっちは面白かった。
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読み途中・・・