中村好文 普通の住宅、普通の別荘

著者 : 中村好文

• TOTO出版 (2010年5月20日発売)

作品紹介・あらすじ

普通でちょうどいい。住宅、別荘ほか15作品を紹介。

感想・レビュー・書評

[かえでさんの感想 · 2022年2月17日]

中村さん、住宅はもちろんなのだけど、書く文書がほんと好き。
ユーモアがあって平易で読みやすくて、専門的な用語が入ってこない。

それにしても、中村さんが生み出す家は住み手のことが考えられていて、ほんと住み心地がよさそうだなあ。
経年変化も楽しめて、飽きずに過ごせて、帰ってきたくなる家。
大磯の別荘は特に最高すぎいいぃぃぃ

[サノなのささんの感想 · 2021年9月23日]

とても読みやすい一冊。中村さんのつくるものは細部まで気が利いている。どれもこれも工夫が凝らされている。

[akito987さんの感想 · 2019年3月10日]

普通のハードルが高すぎやしませんか

[eeerikaさんの感想 · 2018年6月7日]

建主と建築家の信頼関係がわかるストーリー。建主と建築家のセンスや価値観が一致することでいい建物になるのだなというのがわかる。建主側の気が引き締まる。

[chimacoさんの感想 · 2017年12月8日]

建築家中村好文さんの設計した住宅と別荘が登場する。
余計なものがそぎ落とされた静かな空間。だけど温かい気配を感じられる素敵な建物たち。
ここに座ってお酒飲んだら最高だろうな、とかここで食べる朝食は気持ちいいだろうな、とか。夢が広がります…。
家が変わったら、人の暮らしが変わり、気持ちが変わり、人が変わると思います。引っ越したい。

[kumakuma4さんの感想 · 2016年9月24日]

当たり前の事なのかもしれないですが家とは本当に「食う、寝る、そして住む」という事で成り立っているんだなあと思いました。どの家からも温かさを感じる。

[takeshiyoroさんの感想 · 2015年5月16日]

将来家にするかマンションにするか悩んでいたけど、家が欲しくなってきた。そして家を建てる時には建築家にはいってもらおう。

[acipinさんの感想 · 2015年5月12日]

家づくりの勉強をしていると、ひとつひとつにデメリット・メリット、賛否両論があって混乱する。それがストレスになりつつある今日この頃だが、こういう本を読むと、スッと楽な気持ちになれる。特に「みすぼらしい小屋」っていう発想がよかったなあ～。
私は営業ではなく、建築家と家づくりをしたい。相性のあう建築家と、楽しく家づくりできたらなあと思う。

昨年末読みたい本のリストに入れておき、読んだのは4月になって引っ越してから。たまたま今の家の近所に中村さんが手がけた家があるというのが不思議な縁だ。街を歩きながら探してる毎日。見つかるかなー。

[watashino-honndanaさんの感想 · 2015年1月13日]

中村さん...いいなぁ〜
最後の対談にも書いてあったけれど、建築がこれでもかーって感じが全くなく　お人柄なんだと思う

なんでも家具デザインをされていたとか
家具とか住まい手とか、その家の中に住む人、置かれる家具や小物..そんなものの居場所を作ってくれる家...素敵！

[ねこぱんださんの感想 · 2014年12月21日]

2014.12.21.　読了
家を建てるなら、中村好文さんに是非お願いしたい。

先日、雑誌で三谷龍二さんの「Mitani Hut」を見て、
いいな～
と惚れ惚れしていたのですが、
これが中村好文さんだったとは知らなくて、
この本を読んでよかった。

中村さんのよかの本ももちろんですが、
これから建築家の方の本を色々読んでみたい。

中村さんの建築物の実物が見たいし、
本ででもいいから　ほかのものもみたい！

著者プロフィール

建築家

「2022年 『線と管をつながない　好文×全作の小屋づくり』 で使われていた紹介文から引用しています。」