セザンヌとその時代 (世界美術双書 7)

著者 :
  • 東信堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887133419

作品紹介・あらすじ

本書では、近代絵画の父と見なされたセザンヌ像について語りながらも、そこに留まることなく、近年、新しく捉え直されつつあるセザンヌ像についても述べていきたい。それはセザンヌという一個の謎である。この謎に挑戦しなければならない。セザンヌはつねに不可解な絵を描き、人々の反感や嘲笑を喚起したスキャンダラスなアーティストだった。こうしたセザンヌの特異的な性格を主題的に論じることにするために、1つ章を設けて解説している。

著者プロフィール

1950年生。学習院大学大学院博士課程満期退学。フランス政府給費留学生として1979-81年パリ第4大学に在籍(DEA)。元・沖縄県立芸術大学教授。美術史家。著書:『セザンヌとその時代』(東信堂、2000年)、『セザンヌと一緒にカード遊び』(2017年、私家版)。翻訳:ミッシェル・フレッセ『セザンヌのアトリエ』(アール・エトセトラ、2004年)、ジャン=クロード・レーベンシュテイン『セザンヌのエチュード』(三元社、2009年)など。

「2019年 『セザンヌー近代絵画の父、とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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