ウィリアム・モリスの庭: デザインされた自然への愛

  • 東洋書林
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887215788

作品紹介・あらすじ

素朴な花への愛情を繰り返し訴えたウィリアム・モリスのユートピアを求めて、いざ、モリスの庭へ。モリスが描いたユートピアの源。

感想・レビュー・書評

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  • ミニコメント
    アーツ・アンド・クラフト運動で有名なモリスが目指したイングリッシュ・ガーデンの世界。彼の描いたユートピアを求めていざ、モリスの庭へ

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/369685

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/34925

  • モリスの多岐にわたる仕事のことや
    その熊みたいな風貌は知っていたけれど
    その人柄そのものや、デザインの根源となった自然、植物への思いのことまでは知らなかった
    この本はそれが垣間見えて面白い

    中でも、相反する両極端を内包する人柄であったという事実は面白い
    副題の「デザインされた自然」みたいな感じだろうかね


    自生の植物を活かすことに拘りましょう
    とは、多肉ばかりを殖やしている私には少し痛いお言葉
    でも確かになあ...

    後半には、彼の仕事のインスピレーションになった草花の紹介と
    その育て方と、その植物の動物にとっての存在意義なんかが書いてあって
    ちょっとした宇宙を感じられる


    レッドハウスやケルムスコットマナーは憧れです(行ったことは無いけども)
    そんな庭を目指したい方は、必携の一冊かもしれん
    しかし、上質紙のカラーのせいか、4500円と値が張ります

    また、難解な日本語の言い回し
    が判り難い
    英語ではそういう言い方するんだろうねっていう感じだけど
    なんだか読みづらい部分もしばしば

    規模のでかい植物のことも書いてあるので
    実際には全く実用向きではないけれど
    妄想庭園をぐんぐんと広げていくにはいい肥料になります
    モリスのパターンのようにね
    延々と、絡み合って
    妄想だけが広がってゆくのです

  • W・モーリスの人となり、苦悩の多かった私生活がわかる。庭に関しては、土着の植物を使うことなど、エコな考え方をしていた。本の後半には彼の好きな植物が写真入りで紹介されている。庭については、私はもっと自由にエコにこだわる必要はそこまではないかな、と思う。

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