- Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887242760
作品紹介・あらすじ
1947年、数学の天才と謳われたジョン・ナッシュは、名門プリンストン大学大学院に入学。あらゆる事象を方程式で解明しようとするあまり、周囲からは変わり者扱いされていた。だが、150年間定説となっていたアダム・スミスの理論をくつがえす論文を書き、MITのウィーラー研究所から迎えられる。折りしも時代は東西冷戦下。自分の能力を役立てたい一心から、ナッシュは諜報員パーチャーが依頼してきたスパイ活動にのめり込む。そんな中、ナッシュは聴講生アリシアと恋に落ちる。彼女との幸福な生活を手に入れるが、諜報行為へのプレッシャーと身に迫る危険から、精神のバランスを崩していく…。演技派ラッセル・クロウが、苦難の末にノーベル賞を受賞した実在の人物を、圧巻の演技力で演じた感動の人間ドラマ。
感想・レビュー・書評
-
限りなく無知でありウヌボレた孤独と虚栄心を
持て余して主人公は自ら描き出した妄想を
現実に取り込んで混沌世界に迷い込む
その中で唯一見付けたこの世の愛に助けられて
逃げ込みたい妄想界を現実として受け止めながら
別れを告げ距離を置くことに成功して
摩擦界のリアリティーを取り戻すという実話を元に
作られたドラマだそうだ
脳という肉体だけに頼って歩む一輪走行から
心と息を合わせた二輪走行で
相対界に暮らす自分を取り戻す
ここで生徒であり連れ合いでもあった人の
距離感とセリフが格好良すぎる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今まで大切だった人を、そんな形で失うなんて、切ない。
-
感動します。
素敵な夫婦です。愛ってすばらしい(/_;)