フォックスファイア

著者 : ジョイス・キャロル・オーツ 井伊順彦

• ディーエイチシー (2002年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

わたしたちは犯罪にも手を染めた。でもほとんどの場合罰せられることはなかったし、明るみにもでなかった。餌食になったのは主に男だが、被害を届けた者は誰もいなかった。やつらに同情などするものか。こんな大人は許せない!1950年代のニューヨーク、勇敢な少女たちがついに立ち上がった。

感想・レビュー・書評

[ごっほさんの感想 · 2007年6月13日]

正直に生きることは難しい。正直に生きようとすれば必ず衝突が起こる。けれども自分に正直であることを求め、戦い抜いたレッグズの生き方はたくさんの人の人生に影響を与えたと思う。

[etica13さんの感想 · 2006年9月23日]

読んでる間中「映画化したらレッグズはアンジェリーナ・ジョリーだなー」と思ってたら本当にアンジー主演で映画化されていた。ＤＶＤだけでも販売されればいいのに。アンジーは「ジェニー清水と恋におちたから」との理由で離婚してるけど、ジェニー清水との出会いはこの作品で？気になる。
http://www.imdb.com/title/tt0116353/photogallery

著者プロフィール

1938年ニューヨーク州生まれ。68年『かれら』で全米図書賞受賞。著書に『とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢』『邪眼』『ブラックウォーター』など。近年ノーベル文学賞候補として名前が挙がっている。

「2018年 『ジャック・オブ・スペード』 で使われていた紹介文から引用しています。」