キミの笑顔: 親子の小さな5つの物語

著者 :
  • エフエム東京
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (110ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887451636

感想・レビュー・書評

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  • 聴きながら、本に目を通しました。
    なんてええ話ばっかりなんやッ…。
    サイダーやたら出て来るなあ、と思ったらそれもそのはず。三ツ矢サイダープレゼンツでした。
    しかし…夏に聴くべし!!!!!

  • 駅で配ってたR25(無料情報雑誌)の広告で、「こどもと会話、していますか?」って見出しに目を惹かれ、迷わず注文してしまった本。

    FMラジオの三ツ矢サイダーショートストーリーのコーナーで放送された(されてる?)ストーリーの中から5話を抜粋。
    CDブックということで、本を読むことも、付属のCDを聴くこともできる。。

    5話の概要はこんな感じ。。
    1.クライマーズ
     中学生の息子が何かで悩んでるようなので、理由をつけて登山に誘い、父は必死に悩みを引き出そうとするのだけれど、結局ばれてしまって、息子はその父の気持ちをありがたいと感じるお話。

    2.星に願いを
     父が海外に単身赴任で寂しい息子を、母が天の川の見える実家に連れて行き、星の遠さに比べれば海外は近いんだって慰める母と、お母さんを大切にしてる姿をお星様からお父さんに伝えてもらおうって、流れ星に願い託す息子のお話。

    3.おばあちゃんチの夏休み
     田舎で一人暮らしのおばあちゃんを同居させようと頑張る母と、受験勉強の最中、塾を休んで田舎に付き合う娘、そしておばあちゃんの3人のお話。

    4.あの夏の日
     再婚で迎えた頼りないお父さんを思う血のつながらない娘の思いやりと、目立たない気遣いで新しい娘を思いやる父とのお話。

    5.新しい街で
     父の転勤で東京から田舎の小学校に転校した娘が新しい学校でうまくやっていけるか、かつて転校生だった母が思いやるお話。


    今、まさに自分が単身赴任で、大阪に残した妻と息子のことが重なって、2.の話は涙を流さずにはいられませんでした。

    5.の話も、東京に家族を呼び寄せたときの息子に重なり、こちらも号泣。。

    家族は一緒にいなきゃダメなんですよね。。。

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著者プロフィール

1961年、愛媛県生まれ。日本大学芸術学部卒業。大学在学中から映画活動および演劇活動を開始。卒業後、東宝演劇演出部入社。退社後、劇団疾風DO党を主宰し、脚本・演出を手がける。現在、映画・テレビ・演劇・マンガ・ラジオなど、脚本家として幅広く活躍中。作品に『就職戦線異状なし』『トイレの花子さん』『ベル・エポック』など多数。
ホームページ http://ta96.com/

「2000年 『脚本家になる方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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