BD>インターステラー ()

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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784887460331

感想・レビュー・書評

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  • SFというジャンルの特徴として、途方もなく永い時間や長い距離を違和感なく作品内に存在させられるという点があげられる。そしてそれらの設定は往々にして感動的なストーリーを生む。なぜなら人間は、ある出来事の裏に時間や距離などの重みを感じた際に心を動かされるのではないかと思うからだ。オリンピックでアスリートが金メダルを取った瞬間感動するのは、きっとその裏にある今まで練習に費やしてきた時間の重みを私たちは感じるためだ。それと同じように本作では、果てしない時間、距離、そして時空を隔ててさえ揺るがない親子の絆がこれ以上なく際立って、感動的に描かれている。

  •  最近の海外映画の、激しい爆発やアクションで観客を惹きつけようとする所に嫌気がさしていました。しかし、この映画にはそのような激しいアクションが少ないと思います。それでいて、冒頭30分ですでに小さい頃に感じていた冒険感に心躍らされ、その後もワクワク感に身悶えながら鑑賞していました。
     また、ラストで「そんなオチあるのか!」と思わせるような斬新な終幕を迎えます。純粋なハッピーエンドではありませんが(人によってはバッドエンドと捉えるかも?)、後味が悪くなく、鑑賞後に友人との感想交換も弾みとても満足しました。
     尺の関係かもしれませんが、主人公とその家族以外の人物があっさり切られるので、「ええ!!軽くない!?」と思うシーンが散見された事と、大衆への伝わりやすさを重視したためか、劇中に登場するトリックが意外とちゃっちかった事が少し引っかかります。しかし、伏線回収がしっかりとしていてとても面白い作品です。まだ観ていない方はぜひアマプラなどでご覧ください。

  • 予想を遥かに超える面白さだった。滅亡の危機に瀕した地球を救うため、愛する子供たちへ未来をつなぐために未知の宇宙へと旅立つ主人公たち。人の心の弱さや醜ささえもあぶり出しながら、それでもそれ以上にその強さや美しさを描いています。空想物理学を駆使して語られる物語はまさにサイエンスフィクション。次元を越えて影響を及ぼす重力の性質がキーになっている?ような。
    そして何よりも展開がスピーディーで映画的。難しい理論に基づきながらもエンタメに徹しているのが素晴らしい。親子愛にも涙した。いろんな場面で伏線的に回帰してくる道筋がとてもよくできている。
    大傑作です。

  • SFにミステリーにサスペンスに家族愛に大満足

    音楽と構成力で意味不明さが吹き飛ぶ面白さ

  • 科学考証が徹底してる。想像でしか補えない部分の描写も好き。ガチSFと思いきや人間ドラマでもしっかり感動させられる。またゆっくりじっくり観たい作品のひとつ。

  • 見事!

  • 父と娘など、家族愛を描き
    究極の選択を選ぶ。
    相対性理論やワームホール、今解明されている
    宇宙の話を面白く、食糧難など現実に起こりうる
    問題などを上手に取り入れた映画で
    面白かった。

  • 相変わらず「時間」にこだわるノーラン。アン・ハサウェイが美しい。

  • 相対性理論などに興味がある人にとってはとても面白い内容だと思います。またその要素がなくても、見入ってしまいます。

  • 懐古主義に浸るアメリカとは違う。
    アメリカ人に息づく、永遠の開拓者精神。

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