- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887471207
作品紹介・あらすじ
悲しみのエイリアンのような詩人、中原中也。
中也の存在そのものが悲しみなのでしょうか。
いつの時代も、若者を惹きつけてやまない劇薬のような中也の詩が、
いままた、閉塞状況にあるわたしたちの心に忍び寄ります。
悲しき朝/生い立ちの記/サーカス/羊の歌/春日狂想/一つのメルヘン/
骨/頑是ない歌/月夜の浜辺 …など40編の代表作を収録。
感想・レビュー・書評
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表題だけ聞いたことがあったので気になって。
意味もわかって納得できる詩、意味がわかるけど自分にはよく分からない詩、そもそも古語のようで意味がわからない詩、のどれもあった。
一番好きなのは(休みなされ)かな。笑
全体通じて、人生を達観しているというか諦めにも似た脱力感のような物を感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
朝ドラの中で愛読されていたので思わず。
感性って時代を越えるんですね。
当たり前のことですが、改めて感じます。
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内容はすてき。
中原中也の詩の中から、抽出し、現代仮名にして読みやすくした本。初めて読む人には読みやすく作られていると思います。
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近所の図書館で詩集特集をしていたので借りてみた。
高校時代の国語の授業で読んで以来の中原中也。 -
こういう気持ちになることがある、って共感できるものがいくつかある。
ひからびた心、嬰児、春宵感懐、頑是ない歌なんかは特に。 -
中也の世界観が出ていた詩集であった。
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中原中也の生身の姿を詩を通して見ているような気分になった。