銀のうでのオットー (子どもの文学・青い海シリーズ 24)

  • 童話館出版
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本棚登録 : 31
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887501423

作品紹介・あらすじ

13世紀のドイツ、略奪や争いがくり返される暗黒の時代に生きた、ひとりの少年の物語。

感想・レビュー・書評

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  • ほんとも2014
    重厚で、作品としての評価は高かったが、「うすばか」等、現代において不適当な言葉が多用されており、かつ、あとがき等にもそれについての断りがなかったため、選外となった。

  • 昔の話だが、ひきこまれ、あっという間に読んでしまう。

  • 主人公の少年が積極的に冒険するとか、能力を発揮するんじゃないんだよね
    片目のハンスの方がスゴイ(笑)
    特別の主人公じゃないところが、自分と同化しやすいのかな
    そして、翻弄されるように読み終えるのだと思う

    サトクリフものより、短くて読みやすいので
    中世入門編にいいかも

  • 書かれたのが1888年。19世紀末の作品です。
    最近のヨーロッパ中世の研究等に触れていると、中世=暗黒時代という図式に疑問を感じる向きもあるかと思います。
    ただ、書かれている内容は普遍的。短いながらも重厚で、「人としてのありかた」として作者の思うところがしっかり描かれている作品だと感じました。
    作者自身が描いている挿絵がすばらしく、この部分だけでも一読の価値があるように思います。

  • 児童書が書かれた年代を考えれば、物足りなさはある程度我慢しなければいけないのかなぁ。
    もう少しオットーを描いてほしかった。
    サトクリフ的なものを望むのはわがままかな。
    でも読後感は良かったです。

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