おちゃのじかんにきたとら 改訂新版

  • 童話館出版
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本棚登録 : 741
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887502222

感想・レビュー・書評

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  • ソフィーの家のお茶の時間に、大きな、人(いや、虎)のよさそうな、とらがやってきました。虎なのに、お友だちが普通に来たようなお茶会。食べ物も飲み物も、水道の水までもペロリとたいらげた虎よりも、全く動じることなくおもてなしをするソフィー一家が素敵ですね。

  • ネットでオススメの絵本とあって購入。

    トラが冷蔵庫に乗ってるのが面白いらしい。
    お風呂でジョウロとコップを持って、いまお茶の時間なの!と言って遊んでますw

    しかしお母さんの懐の深いこと!
    女の子も虎に懐いて嬉しそうだけど、私なら2度とくるな!と塩を撒くよ(笑)

  • えーと、他に食べるものは…(熱い視線)とならなくて本当によかった!
    最後にトラが吹く笛から「さようなら…さようなら…」と声が出ていて笑ってしまった。もう来ないでくれー!


  • 息子(中3)と一緒に読んで、わが家にぴんぽーんとトラが来たら、どうもてなすか?という、楽しい空想をあれこれ話してみました。


    ・牛丼用に買ってある牛肉を献上
    ・一緒におふとんに入って、抱きまくら代わりに
    ・うえに乗っからせてもらって歩いてもらう


    などなどやってるうちに、食い散らかされつつも、慈悲深いトラになってくれるんじゃないかなというところに落ち着きました。

    彼にとっては、意味深な終わり方が印象的らしい。眼のつけどころが、母とはちがって、そういうところが一緒に読むおもしろさのひとつですよね。

  • 寅年にちなんで。
    よく食べ、よく飲むトラ!たくさん食べる姿は、ついつい何度も見たくなってしまう。
    またトラが来る日に備えて、準備する家族がすてき。

  • 気になっていたもの。トラはなんの暗喩なんだろうと考えてしまう。

  • 6歳11か月、市のリサイクルで購入。
    子供が選んだ本。

    母(私)が寅年なので、「お母さんの本を買ったよ♪」とのこと。
    絵本らしい、とんでもない発想に子供も大笑い。

    内容は読む側の気持ちや解釈で、どうとでも取れる絵本なのが不思議な所です。
    うちの子は、なくなったお水の補充はどうするのか?が、やたらと気になる様子でした。
    おなかのすいたトラに食べられちゃうかも…とかの心配はしないようです(*^^*)

    自宅のドアホンがピンポンとなると、「開けないで!」と言っても、相手を確認せずにすぐ開けちゃって困ってる時期だったので、「ドアを開けたら、大きな虎がいるかもよ~。」と繰り返すことで、勧誘が来ても開けなくなって丁度良かったです。

    ※この本は裏表紙にも、「読んであげるなら、およそ3歳くらいから」と記載があり、内容も読み聞かせを前提とした感じですが、小学1年生くらいでも大丈夫と思います。
    自分でも何度も読んでました。

  • 寅はすごいくいしんぼうだった!

  • 2歳8ヶ月。
    長い本だけど引き込まれたみたい。初めて読み終わった時は「虎来る?」って面白がったり怖がったり。なかなかご飯を食べない子供たちなので、「早く食べないと虎が来て全部食べちゃうよ!」と怖がらせると、「食べる食べる」と言ってました。

  • 作者ジュディス・カーの少女時代の体験を基につづった自伝的小説「ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ」を、「名もなきアフリカの地で」のカロリーヌ・リンク監督が映画化。
    2020年11月公開だって。これ観たいな。。。

    この話は、とらが来ても受け入れるお母さんいいね。
    出されたおやつや飲み物もぜんぶとらが食べちゃって、家に食べ物がなくなってしまい。。。お父さんが帰ってきてレストランにいくのがいいじゃんか!
    そんで、スーパーに行ってタイガーフードを買ってきて、とらがいつ来てもいいようにしているところがいいよね。。。なのに、あれからとらが一度もこないなんて。。。

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著者プロフィール

1923年-2019年。ドイツのベルリンで生まれる。ナチスの迫害をのがれ、スイス、フランスで過ごした後、1936年にイギリスに移住。ロンドンの美術工芸学校に学ぶ。1968年に、デビュー作『おちゃのじかんにきたとら』(童話館出版)を発表。その後も、「ねこのモグ」シリーズ(あすなろ書房)、『アルバートさんと赤ちゃんアザラシ』『ふしぎなしっぽのねこカティンカ』(徳間書店)など、95歳で亡くなるまで精力的に子どもの本を作りつづけた。やさしい絵が魅力のカーの作品は、いまもなお、世界じゅうで読みつがれている。本書は、カーが最後に遺した児童文学。

「2020年 『ウサギとぼくのこまった毎日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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