誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2000年8月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887591264
感想・レビュー・書評
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タイトルにはテーマの数は入っていませんが、○○するための○○個の法則、というタイプの書籍です。1つのテーマが見開き2ページに収まっているので、ページ数のわりには読みやすいかと思います。
長いタイトルですが、秀逸です。原題は「This is your life, not a dress rehearsal」で、直訳は帯にも書かれている「これがあなたの人生だ、リハーサルではない」となります。自分には日本語訳本のタイトルのほうが、ずっとしっくり来ました。
自分のことになりますが、成功するための行動が何も取れていない。成功の具体的なイメージができていないし、そもそも本当に成功したいのかどうか、自分でもわかっていない。そういう部分があります。
変化を好まないとか、リスクをとりたくないとか、多くの本で書かれていることですが、自分の場合はそれ以前の問題ではないかと考えています。つまり口では成功したいといっていても、心の奥底では成功を拒んでいる自分があるのです。
この本に書かれている一つ一つのことは、ほんとうに簡単です。実践するのもそんなに難しくはない。ですが自分を含め、ほとんどの人が行動に移せていません。
「こうなりたい」という明確なイメージを作り、そのために準備をして、実行し、その結果を責任を持って受け入れる。結局はそれだけですから。
少なくとも自分の場合、高々これだけのことができないのは、結果に対する責任を負いきれないと思っているからです。
「成功した自分の姿」にしても、そこにたどり着くまでに多くの指摘や批判を受けるでしょうし、たどり着いた後も万人に高く評価されるわけはありません。そういった他人からの視線も含めて、あらゆる責任を負おうとすると、やっぱり逡巡してしまいます。
そこで責任を負うのをためらわない人が、成功者になる資格を得るのだろうなと思いますが、そういう人はごく一握りしかいないのではないでしょうか。
成功への道にどういった批判やねたみ、反対があって、それらをどのようにして受け入れていけばいいか。そういう視点から書かれた本があれば、いい本になると思います。
いま、世の中にそんな書籍はあるのでしょうか。あったら誰か紹介してください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どこから読んでもよし、気に入ったものだけ採用してもよし。
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久しぶりに自己啓発本を読んだ気がする。
かれこれ10年ほど前に発売された本のようで、自己啓発本としてはなかなか売れたらしい。
僕が読んだ感想。
とにかくわかりやすいし読みやすい!
個人的にオススメしたいのは、胸を打つような言葉たち。
この言葉たちがとても素晴らしいのだ!
よし。
明日から少しずつ変わっていこう。
最後に一言だけ。
これがあなたの人生だ。
リハーサルではない。 -
今や巷にあふれる自己啓発本の基礎となったものなのではないかな~とか思いながら読んだ。ワークショップに参加してるような感じで、サクサクと『次に進む』みたいな要領で読み進めれるのでよかった。しかしまあ・・・確かにこれらが出来れば、いいんだろうな~みたいなとこで本を閉じて、変わらずにいたらまあ、そんままですわなあ。全ての啓発本にいえることだけども。どれを、何を、どんな感じで『きっかけ』として立ち上がるかっていう、そこなんでしょね。と、まさにそんなようなことが書かれてる本でした。
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10章、74項目はどれをとっても意味深いとおもう。一読するだけの書物ではなく何度も読み返すことが必要な本である。いつも側に置いておきたい。説教臭くないのが好感がもてる。とても自然体な自己啓発本である。(不思議ないいまわし)様は力が抜けている感じなのである。
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成功哲学を10章74項にコンパクトにまとめてあり、読みやすい。一見、どれもシンプルでよく耳にするような項目だが、とても深い気がする。最近は良書の自己啓発本に出会っているためか、昔なら、「ふ~ん」と読み流すところでも、深い意義を見出せる感がある。
同書も、本当に分かりやすい文章で要点をまとめているが、実経験に裏打ちされているだけあってか、説得力がある。
当たり前のことを当たり前に実践することがどれほど難しいか、、、、。まさに真理。
それにしても、同書でも、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」に言及している。自己啓発本の原点は全てナポレオン・ヒルに通じる、、、、恐るべし。 -
この本に書かれていることは、訳者自身が話すとおり、どこかで聞いたり読んだりした内容である。でも、二つの点で特徴がある。一つは、人生の最初はどん底の生活を経験したものの、現在はそれなりの生活をすることが出来たという著者自身の成功体験が語らせていることであり、もう一つは全ての人の人生はリハーサルではなく、まさに本番なのだ、ということを著者が気付かせてくれる点である。
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ありきたりの成功哲学ですが、『ありきたり・・・』と感じたってことは、何も行動に移せていない自分を痛感!!
初心に戻って、変わらなきゃ!!を再確認させてもらえました。 -
目標をもつ、行動を起こす、など当たり前ですが正論です。 書いてることは、すごくシンプル。
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実際にやることが大事だと改めて知らされた一冊。
書いてあることは当たり前のことが多いが、
やはり実際にやらないと何も変わらないという事は身に染みて感じた。
やる気を出させるにはお勧めの一冊です。